1370号「人生の意味(2)」


 砂辺光次郎

 講義録1370号

 (2008/10/2)


 ★次回以降の予定★

 「人生の苦難・困難について」

 「究極の解決策」

 「縁とは何か」

 ・・・・・などです。


 ・・・・・・・・・・


  (ここから本文です。)


 //////////////////////////////



 1363号「人生の意味(2)」



 (昨日の続きです。)


 前回は、


 「人間は生まれてくるときに、自分の人生計画を立てて生まれてくる。」


という話をしました。


 私はたくさんの人とお会いして話をしているのですが、たとえばこういう例があります。


 ・・・・・・・・・・・


 Aさんは、前世でお金持ちの家に生まれ、貧しい人や学校に行けなかった人をバカにしていじめていたようです。


 その反省から、今回は、自分が貧しい家に生まれて、いじめられる側の気持ちになって自分を成長させようと思っています。


 Bさんは、前世で修行する坊さんをしていました。


 今回は、実業家の二世として生まれ、大きくお金を動かすような新しい経験を積もうと思っています。


 Cさんは、前世で、女性として社会活動をやってきました。


 前世は、生涯独身だったようですが、今回は、結婚して妻と母という経験をしてみようと思っています。


 Dさんは、前回は自分中心の人生でした。


 自分の好きなことをして、自分の好きな人生を生きてきました。


 今回は、病気の家族の面倒を見、仕事も教師となり、一番苦手な「他人の世話をする」という経験を積むことにしました。


 ・・・・・・・・・・


 たとえば、こんなふうに人生計画を立てているわけです。


 ・・・・・・・・・・・・・


 そして、それぞれが自分の人生目標を立てるとき、生まれる環境と親を選ぶわけです。


 生まれる環境と親は、「自分が成長するために一番ふさわしいから」、という理由で選ぶのが普通です。


 田中角栄元首相は、貧しい田舎の農家を選んで生まれてきました。


 そして首相にまで上りつめたわけですが、こういう人の場合は、自分を鍛えるために、わざわざ厳しい環境を選んだのではないかと推測できます。


 松下幸之助氏も、貧しい家に生まれ学校にもほとんど行けなかったわけですが、


 この方も、どん底からはい上がっていく過程で人間をつくり、日本を繁栄に導くような大事業家になることを人生の目標としたのではないかと思うのです。


 ・・・・・・・・・


 今まで出会った方の話の続きをします。


 Eさんは、前回は貴族の家に生まれて、花鳥風月をめでる生活を送っていたようです。


 今回は、工場を経営する親に生まれ、二代目として、汗にまみれて働く経験をしようとしています。


 Fさんは、今回は前回と親子関係を逆にして生まれてきました。


 Gさんは、作家になろうと計画して生まれてきたそうです。


 Hさんは、テレビタレントになる計画で生まれてきたということです。


 Iさんは、温かい家庭を作る目的で生まれてきた、ということです。


 このように、それぞれ、自分の人生の目標があるわけです。


 ・・・・・・・・・・・・・


 では、上記の人たちのように、自分の人生の目標を知るには、どうしたらいいでしょうか。


 それはもちろん、静かに心深く探求することで、わかってくるものなのですが、ここで、自分の人生の本当の目標かどうかを判断する3つのポイントを書いておきます。


 一つ目は、「その目標を達成したら死んでもいいと思えるかどうか」、ということです。


 二つ目は、「魂にうずきを感じるかどうか」、ということです。


 三つ目は、その目標に向かっているとき「疲れを感じない」とか、あるいは、「休み時間にでもやりたくなるほど好きなこと」か、ということです。


 だいたいこの3つのどれかに当てはまると、それは、自分の人生の目的である可能性があります。


 参考になりましたら幸いです。 

 ・・・・・・・・・・


 以上の話はここまでにします。


 次の質問に移りたいと思います。


 ・・・・・・・・・


 (質問)人生にはなぜ苦難があるのですか?苦難があるなら、生まれて来ないほうが良かったのではないでしょうか?


 (この答えについては、次回書くことにします。)