1362号「気弱な人はどうしたらいいか?(3)」


 砂辺光次郎

 講義録1357号

 (2008/9/28)


 ★次回以降の予定★

 「赤毛のアン」

 「女性に学んだ(3)」

 「与えられてきた愛」

 ・・・・・などです。


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  (ここから本文です。)


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 1362号「弱い人はどうしたらいいか?(3)」



 対人関係で弱い人は、(全部ではありませんが)


 「言い返すと、たたかれる。」


 「言い返すと、やられる。」


というようなことをパッと思ってしまうのではないでしょうか。


 「相手が怖い。」


 「相手は恐ろしい反撃をしてくる。」


 「自分はひどい目にあう。」


こういうことを最初からイメージしているのではないでしょうか。


 「こわい。」


 「やられる。」


というのがあるのではないでしょうか。


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 冷静に考えると、ひどいことをされるわけはない場合でも、ビクビクしてしまうのではありませんか?


 自分で勝手にイメージして、ビクビクしているのではないですか?


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 これは、注射をする前に、「痛い」と思い込んで、ますます痛くなってしまうようなものですが、たぶんそういう人が多いと思います。


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 こうした原因は何なのでしょうか。


 原因として一番考えられるのは、



 「過去の経験で、心が防御反応を示している」


ということだと思います。


 かつて、「言い返して、ひどい目にあった」


のかも知れませんし、


 身近な大人に理不尽なことをされたのかも知れません。


 時期はたいていの場合、小さい頃だと思います。


 人によっては、青春期かもしれませんし、あるいは、前世かも知れません。


 そして、たいていの場合、その「恐ろしかった経験」は、「記憶から消えている」のです。


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 ですから、簡単には「思い出せない」のです。


 しかし、事実はありました。


 そして心の奥底に残っています。


 理由はわからないのに、「恐怖心」だけが強く残っているのです。


 人に言い返せない理由だと思うのです。


 弱さの理由だと思うのです。


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 解決策を急いで書きます。


 1、まず、「相手は怖くない」というイメージを描くことです。


 イメージを持つことで、かなり軽減されます。


 2、次に、自分が対人恐怖に陥った原因となる経験を思い出すことです。


 小さい頃の経験を思い出すことです。


 たとえば、小さい頃、父親にぶたれたことで、他人に恐怖心を抱くようになった、などというような経験です。


 何回か瞑想すれば、何かヒントは得られるものです。 


 こうした体験を思い出すことで、かなり症状が軽減されるものです。


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 (追記)


 対人関係で弱い人については、一般的に、次のような傾向性が見られます。


 一つ目は、他人が相手をしてくれないと、すぐに疎外感を感じる傾向性です。


 二つ目は、自虐的であったり、さらには、自己破壊衝動が残っている場合があります。


 この辺に気づいたら、心の中で、自分を客観的に見るようにすると、だいぶ軽減されるようになるでしょう。


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 (ここで、先日質問がありましたので、自己破壊衝動について書いておきます。)


 自己破壊衝動とは、自分を破壊する方向に人間関係や物事を引き寄せる衝動です。


 本来は、人間は、陽気で、明るく、楽しく、みんなと仲良く過ごせるのに、それができない人がいます


 そういう雰囲気が合わないのです。


 そういう人は、わざとそういう明るい日々を破壊する方向に自分を持っていきます。


 こういう傾向性のある人は、永遠に幸福になれないと思います。


 もしも、こうした傾向の人がいらっしゃったら、まずは、自分の自己破壊衝動をはっきり認識することです。


 そこが出発点だと思います。