1351号「女性に学んだ」


 

 砂辺光次郎

 講義録1351号

 (2008/9/18)


 ★次回以降の予定★


 「自己限定を取る」

 「孫子の兵法」

 「弱さの克服」

 ・・・・・などです。


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  (ここから本文です。)



 1351号「女性に学んだ」



 女性から教えてもらったことは多い。


 うれしさ、楽しさ、悲しさ、いろいろなこと女性から学んできた。


 私は、本当は悲しかったり、さびしかったり、うれしかったり、笑いたくなったりしていたのに、心の奥にしまいこんでいたのかも知れない。


 女性から教えてもらって、心の奥の感性がよみがえったことが何度もある。


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 さきほど、知り合いの女性の、詩のような、エッセイのような文章を読んでいた。


 別れの寂しさ、出会いへの期待、人と人との心の垣根、期待、恥ずかしさ、感激、喜び・・・などなど、感性豊かにつづられている。


 感情が心からあふれてきて、さざ波のように広がっている。


 朝起きて、晴れていたら喜び、雨だったらまた喜び、花と音楽を楽しみ、新しい服を喜び人との出会いを喜び、夜は夜で月を楽しみ・・・・。


 女性は、悲しくも繊細だなあ、と思った。


 つらいほどに感情豊かだな、と思った。


 女性たちは、私のような無骨な男の何倍もたくさんのことを感じている。


 私などは、こうした女性たちの悲しみや寂しさやうれしさや楽しさを、その数分の一もわかっていないようだ。


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 その女性の文章を読んで、自分も、感性が少しほどけてきた。


 ほどける、というのは、今まで硬くしまいこんでいたからかも知れない。


 その女性から、こういうことを感じた。


 たとえば、出会いについて。


 出会いは楽しい。出会って、そして、打ち解けたい。


 打ち解けて、親しくなりたい。


 心を交流させたい。


 新しく知り合ったこの人は、どんなことを感じて生きているのか、どんな経験をしてきたのか、それを知りたい。


 知りたいというよりも、いい友になりたい。


 フランクになりたい。


 永遠にいい仲でありたい。


 別れはいつかあるのだろうか。


 不安だし、さびしいな。


 別れってさびしいな。


 さびしさを外に出さないようにしよう。


 笑顔でまたみんなの前に出よう。


 がんばろう。


 よーし。


 たとえばこんな感じがした。


 この人は、こんなに繊細で、悲しくて、強がっていて、そうして、みんなの前で笑顔でいるのだ。


 そういうことがわかった。


 笑顔の奥に、喜びと、悲しみと、不安と、期待があることがわかった。


 そうしたことがわかったとき、出会いと交流を大切にしようと思った。