1344号「親の念、他者の念に負ける人(5)」


 砂辺光次郎

 講義録1344号

 (2008/9/15)


 ★次回以降の予定★


 「幸福な人になる」


 「孫子の兵法」


 「楽しみながら成功する」


 ・・・・・などです。


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 (ここから本文です。)



 1344号「親の念、他者の念に負ける人(5)」



 (今までのまとめです。)



 私たちを強い「念」で押し付けようとしている人は、実は劣等感が強く、対人恐怖もあり、自信がない人なのです。


 本当は、自分は崩れそうなのです。


 そういった弱い人なのです。


 そういう弱い人だから、相手を念で押さえ、自分を維持しようとしているのです。


 相手を念で押さえておかないと、怖いのです。


 相手を自由にさせると、相手が何をするかわからないので怖いのです。


 だから相手を自由にさせたくないのです。


 だから念で押さえようとするのです。


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 ある大型スーパーの店長もそうでした。


 強烈な念で、部下を押し付けていましたが、それは、心のうちに恐怖心、弱さがあるからでした。


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 他人の念に負けている人に伝えたいと思います。


 あなたを強い念で押さえようとしている人がいたら、その人に対しては、


 「あー、この人はとっても気が弱い人なのだ。」


と思ってください。


 「とても気が弱い、だから私を押さえようとしているのだ。」


と思ってください。


 もしもあなたを「あぁしなさい。」「これをしないなんて、ダメなやつだ!」と説教調に言ってきたり、見下している人がいたら、こう思ってください。


 「この人は、劣等感のかたまりなのだ。」


 「私に対して、押しつけなければ安心できない。」


 「それほどに弱い人なのだ。」


そう思って下さい。


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 相手の人は不安でいっぱいなのです。


 あなたが怖いのです。


 だから押さえようとするのです。


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 そして余裕ができてきたら、次は、こうしてください。


 「なぜ、この人は弱くて、不安で、恐怖に満ちているのだろうか。」と、


 その人の立場に立って考えてみてください。


 その人の不安、寂しさがわかってくると思います。


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 それができたら、今度は、また自分に戻ります。


 ほとんどのことは、原因は、自分にあります。


 自分が正々堂々と強くなり、さらに、愛に満ちていれば、起きなかったのです。


 自分が、強く、愛にあふれるようになったら、もう解決です。


 そういう状況をイメージしてみて下さい。


 解決への大きな大一歩です。


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 以上のようなことを、なぜ私は平気で言えるのかというと、私自身が、ダメ人間だったからです。


 人を押さえてきたし、他人に押し付けられてきたからです。


 そうしたダメ人間の私が、戦って、立ち上がってきた経験があるからなのです。


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 (相手との関係)


 言い返したときから、相手との関係が、急に変わるものです。


 相手とのバランスが急に変わり、いままで強かった人が弱くなったり、いままできつくいってきた人が急に優しくなったり、下出に出たり、と変わるものです。


 A君は、いつもきつく言ってくる相手に言い返したときから、


 「A君は怒ると怖いんだ。」


ということになって、一目置かれるようになりました。


 B君は、母親にいつも押されていました。母にいつも行動を押さえられ、管理下におかれていました。


 あるとき、母に「正々堂々と」、言い返してみました。


 それこそ、命がけで「堂々と」と言い返してみました。


 そのとき、母親は、いつも言いなりになっているB君が言い返してきたので、びっくりして目を見開きました。


 しかし、そのときを境にして、母親はB君を一人前の人間として扱うようになり、信頼するようになりました。


 C君は、会社の中でいつも同僚D君に攻撃されていました。


 あるとき、「もう、ハッキリと言おう。」と思って、必死の思いで言い返したのです。


 すると、なんと今まで強く言っていた同僚D君がおたおたしたのです。


 よたよたと、後ろに下がって、いすにドスンと座ってしまいました。


 それ以来一度も攻撃されなくなった、ということです。


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 要するに、いじめにどう対処するか、という話と同じなのです。


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 (自分がこういう人間にならないために)


 自分がこういう人間にならないためには、


 自信を持ち、幸福感に満ち、成功感を持つことだと思います。


 そのために、


 1、与えられた愛の確認


 2、成功体験を積むこと


が必要だと思います。


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 強くなる、というのは、「人間全体のチカラ」ですので、


 体を鍛えることもいいですし、


 仕事に燃えることも良いことだと思います。


 自信があるかどうか、強いかどうか、はその人の雰囲気でわかります。


 オーラや、目ヂカラとして、「自信」や「強さ」は外に出てきます。


 現れた雰囲気に対して、周囲の人は反応するわけです。


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 念に負ける人は、案外、自虐的なところがあります。(全員ではありません。)


 マゾ的なところがあります。


 念に負けている状態のほうが、心が安定しているのです。


 負けている状態を自分で引き寄せているのです。


 そういう人は、逆に、「勝った状態」をイメージすると、心が不安定になります。


 「風が吹く、山の狭い頂上に一人立つ」ような感じがするのです。


 だから、負ける状態のほうが心が安定するのです。


 ここを反省して打ち破らないと、自虐的な心はなかなか克服できないと思うのです。