1977号「親の念、他者の念に負けない法(1)」
砂辺光次郎
講義録1977号
(2009/12/18)
ご訪問、心より感謝申し上げます。
親の念、他の人の念に負けてしまう人はどうしたらいいか、ということを考えたいと思います。
まず、実例からです。
(実例1)
よくいるタイプですが、H君は、外ではよくしゃべり、新しいことにどんどんチャレンジしているのですが、
親の前では、気持ちを抑えられていて、おとなしくむっつりしていました。
外では、活発で、外交的なのですが、
親の前では、何もしゃべらず、何も積極的にしようとは、しませんでした。
ですから、親は、H君のことを
「むっつりしていて、しゃべらない。」
「何もやらないし、元気がない。」
「友達もいないのだろう。」
と思い、ますます、H君にはっぱをかけ、いろいろなことを押し付けていました。
あるいは、弱そうなH君をかばうかのように
「うちの息子はおとなしすぎるんですよ。
あまり主張しないんです。」
と他の人たちに説明していました。
しかし、H君は「自分はまったく逆だ。」と思っていました。
こういう人は、要するに、親の念に負けている、ということになります。
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親の念に負けていると、自分を抑えられすぎてしまうため、
「自分の本当の夢は何か」、
「自分の本当の願望は何か」、
「自分の本当のすべきことは何か」、
ということがわからなくなってしまいます。
それが大きな問題なのです。
それが強くなると、うつ病になったり、家庭内暴力となったり、さまざまな病気・争いごととして表面化してきます。
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人間関係は、念と念との戦い、という面があります。
親の念に負けいる人は、女性でも、中年になった男性でも、たくさんいます。
もちろん、大人になると、親の念だけでなく、
会社の中で、部下との念の戦いに負けたり、
社内の人間関係で、念に負けるわけです。
夫婦関係でも、奥さんの念に負けているご主人がいますし、
もちろんその逆で、ご主人の念に負けている奥さんもいます。
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もう1つ実例です。
(親の念に負けていた中年の男性の例)
この男性は、母親が非常に強く、そのために、母の念力に支配されたまま成人し、社会人になっています。
この母親は、息子を支配し、息子が結婚したあとも、相手の嫁さんと、「息子の奪い合い」をしています。
この息子さんは、学校を出たときも、母親の念に負けて、自分の希望と正反対の職業を選び、苦しんでいました。
そのうち結婚し、転勤になり、母親から遠く離れたのですが、いつも母親の姿が脳裏に浮かび上がってきて、どうしても精神的に独立できませんでした。
そして、いやな仕事を十年以上我慢して、ついに、うつ病になってしまいました。
それをきっかけとして、嫁さんのほうも愛想をつかして、逃げ出してしまったのです。
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(今回は、実例ばかりですが、次回は解決策を書いてみましょう。)