1309号「男とプライド 2」


 砂辺光次郎

 講義録1309号

 (2008/08/23)


 ★次回以降の予定★


 「意識を変えろ」

 「プライド論」

 「なぜ本を読んでも成功しないのか?」

 ・・・・・などです。


 ・・・・・・・・・・



 また、また、大感動を与えられました!


 男子4百メートルリレー、3着、銅メダル。


 インタビューのとき、四人とも、泣いたり、笑ったり、忙しかったな。


 さわやかな涙、さわやかな笑顔、最高だった。


 それにしても、アンカーの朝原選手の走りはすごかったなあ。


 あの形相!


 あーいうのを、完全燃焼というんだな。


 感動をありがとう!四人の選手たち!



 (ここから本文です。)



 1309号「男とプライド 2」



 前回、男とプライドを書いたあと、コメントやメール、問い合わせをたくさん頂きました。


 みなさんありがとうございます。


 そこで、続きを書くことにします。


 まず、実例からです。


 (実例1)


 数年前のことです。


 百合子さんには、お付き合いしていた男性がいました。その男性の名前を石井氏とします。


 石井氏は、実業家を目指していて、当時、数億円の投資をしていました。


 石井氏は、今までの仕事がぱっとしなかったので、多少劣等感があったのですが、今度こそこの仕事で成功しようと、命がけでがんばっていました。


 ただ、表面上、石井氏は、とてもそんなふうには見えませんでした。


 おっとりしていて、現状で満足しているような雰囲気の人でした。


 それで、百合子さんは、石井氏に、ふと何気なく

「何億もかけているって、ウソでしょう。」

と言ったのです。


 ただ何となく言っただけでした。


 しかし、この言葉が石井氏のプライドをいたく傷つけてしまいました。


 「オレはそんなに小粒に思われているのか。


 百合子さんまでオレをそんなふうに思っているのか。」


 石井氏は、それ以降、百合子さんに心を開こうとしなくなりました。


 百合子さんは、急に、石井氏がよそよそしくなったので、びっくりしました。


 しかし、百合子さんには、石井氏が急によそよおしくなった理由がわからなかったのです。


 これは実話です。


 この例は、男性というのはプライドを傷つけられたら、人間関係が破綻するところまで行ってしまう、ということを示しているいい例です。


 (その後、2人はどうなったかと言うと、いまだに百合子さんは石井氏がプライドを傷つけられた、ということがわからないままです。


 「なんで、あんなことで?」と、ぴんと来ない、という感じです。


 また、石井氏は自分をいつも尊敬してくれている女性と親しくなり、最近結婚したということです。)


 ・・・・・


 男性はプライドで身を守っています。


 そのプライドを傷つけられたら、もう、「一巻の終わり」となってしまいます。


 それは、ある意味、男性は精神的に敏感であり、弱い存在だということを示しています。


 男性は、敏感で弱いからプライドで身を守っているのだと思います。


 ですから(もちろん女性に対しても同じですが)男性に対しては、言葉に気をつけて、尊敬できるところを尊敬してほめていたほうがいいと思いました。


・・・・・・・・・・・


 ちなみに、男性は、どこにプライドを持っているかは、人によって違います。また、外からはわかりにくいと思います。


 たとえば、ある人は外見のことを言われると傷つくかもしれませんし、


 また、別の人は、仕事のことを言われると傷つくかもしれません。


 どこで傷つくかわからないのです。


 ですから、言葉には注意して、ほめることのできるところをほめるようにしていたほうが無難だと思います。


 ・・・・・・


 男性は、プライドをくすぐってくれる人に近付きたいと思っています。


 男性はほめられたいのです。


 ほめられれば、木にも登ります。


 ちなみに、一流の経営者は、社員のプライドを守っています。


 成功しているリーダーは、部下のプライドを絶対に傷つけません。



 下の者のプライドを守る、というのは、一流の経営者、一流のリーダーの共通の特徴だと思います。


 やはり、成功する人というのは、男性の心理をよく知っているのだと思います。


 (今回も、長いので、途中まで)