1217号「光明思想と常勝思考」
砂辺光次郎
講義録1217号
(2008/06/25)
熱心な読者の方から次のような質問がありました。
「砂辺光次郎さんの言うことはわかりました。
ようするに、ウキウキする目標をまず探せばいいということなのですね。
ところが、まず、自分の目標の探し方がわからないのです。
それから、今仕事とローンの返済とで精一杯で、そんな「目標をめざして進む」なんていう時間はないのです。
女房も反対するでしょう。
そういうのはどうすればいいのですか?」
ということです。
・・・・・・
それについて、一緒に考えてみたいのですが、まず、自分の人生の大目標は、リラックスして楽しい気分で見つけるのがいいと思います。
その探求方法は、いろいろありますが、ひとつは、「夢実現ノート」を用意することです。
(途中省略)
次に、目標を決めたら、とりあえず5年はやることです。
大事なことは、その努力の間も「楽しみながらやっていく」ということです。
ワクワクする目標なのですから、楽しみながらプロになれるわけです。
これは、最高の人生を歩めるということです。
全然、問題はないのではないか、と思うのですがいかがでしょうか。
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ここで光明思想を語りたくなりました。
「人生に困ったことなし。」
これが光明思想です。
どうでしょうか。
「人生に困ったことなし」ですよ。
これは、まずは、言葉に出してしまうことです。
最初は心が伴わなくてもいいのです。
まず言ってしまうことです
大事なことは、
「言葉にはチカラがある。」
ということです。
「言葉には、物事を実現するチカラがある」のです。
「困ったことなし。」というと、本当に「困ったことなし」の状況になります。
言葉にはそういうチカラがあるのです。
みなさんも、今までの自分の成功体験を思い出すと、
「そういえば、プラスの言葉を力強く言っていたときは、成功したな。」
と思い出すのではないでしょうか。
気分が高揚してきましたので、続いて、常勝思考を語りたくなりました。
常勝思考というのは、
「すべての経験を自分の栄養としてしまう。」
という考え方です。
倒産しようが、失恋しようが、何があってもそれをすべて自分の栄養にしてしまう、ということです。
人生の目的は成長することです。
私たちは、成長するために生まれてきました。
そして、成長することは幸福そのものなのです。
常勝思考というのは、
「すべての経験を自分の成長のために糧(かて)としてしまう」、
ということです。
すべての経験をどんどん飲み込んで栄養にしてしまう、という考えです。
たとえば、失恋したとします。
そうしたら、「この経験は自分を大きくする」と考えるのです。
あるいは、破産した、とします。
そうしたら、「この経験を消化して栄養にしてしまえば、自分は相当大きく成長するだろう」と考え前向きに処理していく、という姿勢をとることです。
人間は成長すると、同程度の経験なら、
「なんじゃ、こんなもの。」
と楽々とこなしてしまうものです。
このようにすべての経験を、自分を成長させる材料と考え、どんどん自分を成長させてしまうことです。
これが常勝思考です。
一流の実業家や大物といわれる人たちは、この常勝思考によって人物を大きくしてきたのではないでしょうか。
さらに書きますが、以下は信じられない人は信じなくていいのですが、
最強の光明思想・常勝思考は何かというと、
「死んだら天国へ行って、しばらくしたらまた生まれてくる」
と思うことだと考えています。
これについては、長くなりますので、また、別のところで書きますが、この転生輪廻の考えを持つことで、本当の意味で、大安心の境地に至ることができると思うのです。