1213号「成功脳で生きる!」
砂辺光次郎
講義録1213号
(2008/06/23)
脳は大きく2層に分かれていて、表面意識の左脳と、そのほかの大部分の右脳や潜在意識に分かれている。
表面意識の左脳は「理屈脳」だから、命令や理屈に反応する。
しかし大部分の潜在意識は、「感動」や「愛」に反応する。
人生を快適にして、成功しようと思ったら、左脳だけではなく、脳の大部分である、右脳や潜在意識を動かすことだと思う。
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一般的に、女性は感性が鋭敏だから、成功脳になりやすいと思う。
美しい人の写真を見て、「すてき!」と思い、「私もこうなりたい!」と素直に思えば、まず、表面意識と潜在意識が一緒になって同じ方向に向かう。
「すてき!」と思い、「私もこうなりたい!」と思うのはとてもいいことだと思う。
このとき、この思った人は、プラス思考に満ちる。これが、潜在意識が動く秘訣だと思う。
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一般的に男性は、「勝たねば」とか、「これぐらいの規模にならなければ恥ずかしい」などと思うから、理屈脳に傾く。
理屈で自分を納得させて、理屈で自分を動かそうとする。
その結果、悲壮感やガサガサした感じになる。
理屈で自分を動かそうとしても、たいていの場合、潜在意識は「いやだ。動きたくない。」と拒絶する。
こういう人はいずれ燃え尽きる。
その結果、「成功」の二文字からほど遠くなる。
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成功脳が動く秘訣は、
人の幸せのために生きる、
ことである。
そして、
感謝、
の日々を送ることである。
実際、世の成功者を見ると、
人の幸せのために仕事し、
そして、
感謝
の日々を送っている。
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自分のために生きてもたいした成功はない。
他の人のために生きることで何十倍もの成功がやってくる。
これはたとえば、自分が美しくなるためだけにがんばっても本当の美しさは得られないが、他の人のために生きることで、内側から輝いてくる、ということと同じだと思う。
夫だったら、妻のために働こうと思うのもいいと思う。
青年実業家なら、自分が勝つために働くのではなく、自分を育ててくれた両親や地域の人々の幸せのために働くとか、あるいは、自分の周りに集ってくれている従業員や取引先の方々やお客様など、そうした人たちのために働くというのはとても良いことだと思う。
人々の幸せのために生きると、今まで以上にイキイキと仕事ができ、今まで以上に成功する。
第一級の成功理論は、みな、こうしたことを言っている。
つまりこれは、私の勝手な考えではなく、実際の裏づけがある、ということなのである。