1208号「成功脳で行こう!」
砂辺光次郎
講義録1208号
(2008/06/21)
理屈を言っている人は、守りに入っている。
自分を守るために、あれこれ理屈を使っている。
こういう人は、自分で自分が理屈脳であることに気づいていない。
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成功脳は理屈を超越したときに活性化する。
成功脳は、理屈を超越して、自分の人生のもっとも大切な核心部分をつかむ。
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理屈を言っている人をみて、
何となくカラをかぶっていると感じられないか?
何か理屈が多い割りに「華やかさがない」と思わないか?
理屈で他人をワクにはめようとしていないか?
「努力、努力」と言いすぎていないか?
「努力、努力」と言っている割には成功していないと思わないか?
その見方は全部正しいと思う。
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理屈脳は、心の壁である。
それは、脳理論からもはっきりしている。
理屈脳は、自分を守るための理屈を作り出している。
しかしそれは、成功への道ではない。
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脳は、二層からなっていて、理屈脳の奥に成功脳がある。
理屈脳とは、表面意識の中の左脳である。
成功脳は、それを取っ払った部分である。
仏教の言うアラヤシキ、ユング心理学の言う「集団的無意識」もここの奥にある。
成功脳には、人生の目的がわかっている。
だから、私たちが、本物の成功を実現するには、理屈脳を超越して、成功脳を生かさないといけない。
西田文郎氏を参考にすると、成功脳が活性化するには、
1、魂のうずきに忠実になる。
2、他の人の幸福のために生きる
3、感謝の日々
4、仏神、または、永遠とつながること
こうしたことを実践すればいいということだ。
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西田氏は、30年間のメンタル・トレーニングの経験によって、次のことを知った。つまり、
脳の質を成功脳に変えないかぎり成功は無理だ
ということである。
ならば、私たちも、理屈脳を超越して、成功脳を活かすことだと思う。
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理屈脳の人は、
他の人の人生をワクにはめようとする、
悲壮感がある、
なんとなくガサガサしている、
そんな感じを受ける。
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成功脳の人は、好き嫌いなど感性で動くし、陽気で、自由な感じがする。
だから、理屈脳の人は、成功脳の人を間違って、「ものを考えていない」「レベルが低い」などととらえてしまう。
しかしそれは間違いであると思う。
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成功脳の人は、好き嫌いなど感性で動くから、一見ものを考えていないように見える。
しかし、物事の本質はとらえている。
成功脳の人は、陽気で、自由な感じがするから、一見、ちゃらんぽらんなように見える。
しかし、人生の大事なところをしっかりとおさえている。
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魂のうずきに忠実になり、ウキウキ・ワクワクして生きる。
周りの人をどんどん幸せにする。
豊かで、自由な人生を生きる。
感謝と愛に満ちた毎日を送る。
これが成功脳の人の生き方だと思う。