私たちの回りの世界、特に自然界の原理を深く探究していくと、

根本には数学があることに気づきます。

 

古代ギリシャの数学者で哲学者・宗教家でもあったピタゴラスは

 

「万物の実体(根本の原理・原因)は数である」

 

と言ったと伝えられています。

 

実際、自然科学に基づく文明の基礎には数学の知識が必要不可欠です。

数学の土台の上に物理学や工学などの理工系の学問全てが出来上がっているのです。

 

ですから、数学を学ぶことは、文明の基礎を学ぶことであり、大切な教養でもあります。

 

そして、数学を専門的に学ばなくとも、数学の重要性をしっかりと理解しておくことは、

国や世界の文明を発展させるために必要なことであるのです。

 

文明を進歩させるのは、結局一人一人の意識の総和です。

だから、数学を学ぶことは文明の進歩に貢献することでもあるのです。