タモリ伝 森田一義も知らない「何者にもなりたくなかった男」タモリの実像

 

笑っていいとも!の印象が強くてそれ以前のタモリさんのことを知らないなと思い読んでみました。

いいもとが終了してからNHKのブラタモリをよく観るので今ではこの番組の印象が強いです。NHKの人体のドキュメンタリー番組など以前よりもいろいろな番組で見かけるようになりました。

 

いろんな番組に出ていて、この人はどんな人なのかと興味が湧いてきました。

今のレギュラーの番組は3番組。

・タモリ倶楽部

・ミュージックステーション

・ブラタモリ

 

読み終えて思ったのは、タモリさんの周りにはおもしろい人がたくさんいて、他人を引きつける魅力があるんです。九州から東京に呼び出すために「伝説の九州の男・森田を呼ぶ会」のカンパで上京して、マンガ家の赤塚不二夫宅で居候して小遣いを支給されて飲み歩く。すごい人に引き留められ、普通の人では起きない状況で生活する。芸人の時のタモリさんをその時に生で体験してみたいと思いました。読んでみた限りでは変な人です。とてもです。

 

 

芸人(深夜番組に出演する)として活躍して、その後に司会者として長者番組で記録と記憶を残しています。それ以外にご自身の好きな音楽番組も司会していて、趣味と仕事がうまく結びついているなと思います。

アナウンサーともほかの司会者とも違う、タモリさんの司会。邪魔にならずに主張もしない、独特のバランスを持っていると思います。

 

笑っていいともが終わり、ブラタモリを観ていると、いろんなところで好きなことに触れているご本人を見ていると、いつのもタモリさんと違う一面がみれておもしろいです。表情が豊かで子供みたいに感情の上がり下がりを感じられて新鮮です。

坂・地形・地図などいろんなことに興味があり、いろんな場所に行って実際にふれて学べる番組はおもしろい。タモリさんが出演しているのもそうですが、普通に専門家と言って番組にしても面白みがありませんが、タモリさんが出ていることで興味が湧くのがすごいです。

 

タモリさんが好き➜タモリさんに興味がある➜好きな人が好きなことに興味を持つ➜番組を観るの順番で番組を観るようになりました。

 

以前、どこかで浅く広くやっていくみたいな事を見た覚えがありますが、素人として番組を観ていると全然浅くはないと思いますし、広く知っていることに驚いています。タモリさんと実際に関わったことがありませんが、人間としての魅力と持っている知識量と経験値は計り知れないほど凄いのではないかと読んでいて感じました。

 

タモリという存在が商品になっている稀な存在です。