仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得。

 

 

今回のテーマは組織におけるビジネスパーソンの処世術について。押井監督の独自の切り口で新たな行き方を提示しています。

 

組織の中で自己実現を図るにはどうすればいいのか。会社に使い倒されず、生き抜くために必要なモノは何か。無謀なミッションを与えられた時、自分と部下をどう守ればいいのか。使えない部下を動かすコツは何か。勝てるチームとはどういうチームなのか――。

 

ビジネスパーソンが直面する様々な難題に役立つ振る舞いや考え方を、名作映画を通してひもといていきます。生産性の向上が求められる今の時代、職場や仕事の負荷は高まるばかりです。その流れは加速こそすれ、弱まることはないでしょう。その中で、組織につぶされないよう多くのビジネスパーソンが苦悶しています。その答えの1つが本書にあります。

 

いろいろな映画評論の中で、この本のような内容で書かれた本は見た覚えがありません。

読んでいて中間管理職のための映画論と言えるものだと感じました。いろんな映画からどのように考えたらいいのか、どのように利用したらいいのかと考えさせられる作品です。

 

 

 

著者について・・・押井守さん

映画監督。

1951年生まれ。東京都出身。

1977年、竜の子プロダクション(:タツノコプロ)に入社。スタジオぴえろ(:ぴえろ)を経てフリーに。

主な監督作品に『うる星やつら オンリー・ユー』(83)、『うる星やつらビューティフル・ドリーマー』(84)、『機動警察パトレイバーtheMovie(89)、『機動警察パトレイバー2theMovie(93)。『GHOSTINTHESHELL/攻殻機動隊』(95)はアメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録。『イノセンス』(04)はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、『スカイ・クロラTheSkyCrawlers(08)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された。近作に『THENEXTGENERATIONパトレイバー』シリーズ全7(14~15)、『THENEXTGENERATIONパトレイバー首都決戦』(15)。最新作は『ガルム・ウォーズ』(16)

 

 

 


ひとまず、信じない 情報氾濫時代の生き方

世界が認める巨匠がおくる7つの幸福論。


ネットが隆盛し、フェイクニュースが世界を覆う時代、何が虚構で何が真実か、その境界線は曖昧である。こういう時代だからこそ、与えられた情報をひとまず信じずに、自らの頭で考えることの重要さを著者は説く。


幸せになるために成すべきこと、社会の中でポジションを得て生き抜く方法、現代日本が抱える問題についても論じた、押井哲学の集大成とも言える一冊。

 

 


やっぱり友だちはいらない。

友だちはいいものだ誰もがそう言います。SNSでもリアルでも「友だち」が重要視されるいまは「友だちの時代」とも言えるかもしれません。


そんな時代に、「友だちは必要ない」と語る、異才・押井守監督による本当に大切な人間関係は何かを改めて問う一冊です。ロングセラー『友だちはいらない。』に新たな2章を加えた増補版。