電話 | helixの日常

helixの日常

同性に告白をした人間と、同性に告白された人間の
日常会話です。

僕は誰よりも早く出勤をする

掃除をしたいからだ

ゴム手袋を着用して、水拭きしてから

アルコール消毒をします

そうじゃないと、気がすまない

そうしないと事務所の中のものに触りたくない

今日も同じ掃除をして、ひと息ついていたら

事務所の外線が鳴って

面倒くさいな〜。相手に聴き取れるように

発音に気をつけながら

ゆっくり会話しないとな〜って思いながら

嫌々、電話に出てお決まりの言葉

『お電話ありがとうございます。株式会社〇〇△△営業所のへりっくすです』

「へりっくすさん、お久しぶりです。本社〇〇部の□□です。」

相手はなんと!異動してしまった

スレンダーでボーイッシュな可愛い女の子!

その時点でテンションあがるよね!

『お久しぶり、元気?』

「元気してますよ、所長いらっしゃいますか?」

『さっき、出勤してきたけど席外しちゃってるね』

「昨日、所長からご依頼がありまして結果を伝えたいのですが、伝えてもらっても構わないですか?」

『嫌だ、伝えたくない』

「えっ!何でですか?」

『こうやって1回断れば、少しでも多く会話できるでしょ?』

「ふふっ、相変わらずですね」

『そりゃ、誰だって可愛い子とは少しでも会話をしたいもんさね』

「いつも、そうやってないですか?」

『僕は人を選んでやっているよ。セクハラや差別とは思わないでね』

「安心して下さい、わかってますから(笑)」

『んで、所長に何を伝えればいいんさね?』

「会話していて伝えるのを忘れていました。昨日の問合わせしていた書類の他に他の書類も必要だとお伝え下さい」

『あいよ〜、伝えておくよ。元気でね。お疲れ様』

「へりっくすさんも、お元気で。お疲れ様です』

朝から、好みの女性と会話出来るってさ

スゴいイイね。何か、元気出たよ。

まぁ、その30分後には面倒に巻き込まれて

やる気なくしたけどね(笑)