ブーケ物語 | HERITAGE ✿ BRIDAL BLOG

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ホテル・ヘリテイジ ブライダルプランナーより、今日もお届けします!

こんにちは、高橋です
今日は素敵な1人の少女ブーケのお話をしますね。

”なんて きれいな お花 だろう。
少女は 大好き だった。

家のリビングに 飾られた大きくて 綺麗な お花が。

そのお花は  まるで 今さっき 摘んできたかのように
あざやかで 色褪せることなく いつも そこに 佇んでいた。

「あなたは 本当に この花が 好きね」 ある日 母が 教えて くれた。
「この花は 幸せの お守り なのよ。」

両親は 毎朝 出かけるときに その花の前で  キスをして
けんかをしたときは その花の前で仲直りをした。

「ねぇ パパと ママは どうして そんなに 仲良しなの?」 
ある日少女が尋ねると 2人は 照れくさそうに 顔を見合わせた。

その姿は まるで 結婚したての 夫婦の ようだった。

やがて 大人になった 彼女に、1人の青年が 約束を してくれました。
「君の お父さんとお母さん みたいな 家庭を つくろう」

 式の当日 まばゆい ばかりの 純白のドレスに 身を 包み
彼女は 幸せそうに 微笑んだ。
  
その日 彼女の 手の中に あった ブーケを青年は 大切に 新しい家に 飾った。
2人は 毎朝 出かけるときに その花の前で キスをして
ケンカをした時は その花の前で 仲直りをした。

いつか ふたりの間に 子供が 生まれたら この物語の つづきを 語ることだろう。

ブーケ物語より