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そういえば、こちらもAMG(エンジンヘッドをAMGが着手)が絡んでます。AMGの系譜ですね。

以降90s後半から、AMGはメルセデス(ダイムラー)の一ブランドとして、統合されていくことになります。

 

【W211後期】は、先代【W210】と【W211前期】に引っ張られるカタチ?で、いまいち低評価ですが、

「そこまで」悪いクルマではないと思います。

 

Eクラスの偉大な始祖である【W124】からの落差が大きかったんでしょうね。

 

「新型W210に乗り替えたけど、すぐW124に戻った」

なんて昔話はよく聞きますし。

W210はW211よりフロントの傾斜が急です。

 

・・・・ま、W210は置いといてw

 

【W211後期】では、【前期】で一番?悪評(命にかかわる)だった、

『SBC』という新型ブレーキシステムを撤廃。

後期から既存のブレーキシステムに。

これはデカい!!です。これだけで、かなりの改善(フツーに戻しただけですがw)といえるのでは。

 

ちなみに【E55】は前期ベース。【E63】は後期ベースのAMG。

 

 

とかく口にされる『エアサス』については、W211以外も同じこと(経年劣化したら交換)ですが、自分的には、このE63には不要ですかね。

乗用車、家族車ならともかく、ハイパフォーマンスカーだと、乗り心地よりリアルな接地感が欲しい、、、いずれバネサス換装もアリ?

 

 

それより、もっとも危惧されるのは、

「E63で本気で走ったらほぼほぼ折れる!?」ともいわれる、

エンジンヘッドの『スタッドボルト』

当然ながら、ここ折れたらヤバい、です。

 

ただこれは、部品いくらもしないので、対策品に事前交換しておけばOK。

 

あとは、走った後はボンネット空けてクーリングを。

これはE63だけじゃないですが。熱害スゴい(=部品消耗ヒドい)ですから。

特に電制パーツを長持ちさせてあげたいところです。


 

メルセデスの社是「最善か無か」

=「100点以外は、99点だろうと0点と同じ」


これは創業当時の社是で、さんざん使い古され、いまや口にするのもチト気恥ずかしい、ともいえるキャッチコピーですが、、、

 

「結婚指輪は給与の三ヶ月分」でしたっけ?w

セールスライティングによる消費者への刷り込み。私の世代はバッチリ洗脳されてます(^。^)

 

正直いえば、21世紀に「100点以外は0点」なんていったら、売れるクルマがなくなりますw 会社潰れます。

『中身』より『イメージ』『ブランド』

いま求められているのは『100点のマーケティング』でしょう。

 

どうしても、妥協なき「最善」のメルセデスが欲しいって方は、

ここらあたり? 【770Kグロッサー】直列8気筒スーパーチャージャー

ヒトラーver. 

ルパンといえばこれ。この【SSK】に直列12気筒積んでSWB化。

フェルディナンド・ポルシェが設計した最後のメルセデス。レプリカでもイイから欲しい一台。

ここらに比べたら【W124】もカワイイもんですw

 

 

確かに【W211後期】は「最善」ではないかもしれません。 近年のメルセデス同様に。

けど「無」か?いわれると、、、「0点ではないかな」と。

むしろ、お値段含むと、

「E63AMG意外と高得点?かも?」思いますよ♪