またしてもドナドナ。。。

 

【S15シルビアspecR】

いやー、売れるのはもちろん良いことなんですけどね。。。

 

こいつはS15じゃ珍しく修復歴ナシ。歴ナシのS15はなかなか巡り合えません。

ま、自分は、歴アリでも、どの部分でどの程度なのか?によっては気にしませんが。

 

ブレーキがいまいちだったので、キャリパー、パット、ローター、ホースなど全交換。

せっかくなので赤くお化粧直しをば。新しいオーナーに大切にされますように。。。

 

 

【S15シルビア】は「生まれてきた時代が悪かった」クルマです。


S15は99年リリースですが、00s初頭は、バブルの残り香は完全に消え失せ、

国産のMTスポーツ2ドアクーペなんて、まーったく見向きもされなかった

そんな時代。 VIPカーが元気でした。

そんな~時代も~あ~ったね、と~♪

 

‘88リリースの【S13】は生産台数30万台のスマッシュヒット。【S14】は8~9万台。

 

対し、【S15】は?

 

わずか4万台そこそこです。(specSやAT込で)

 

この数字はヤバい数字です。大大赤字でしょう。

売れなかったとされる【ポルシェ964】ですら6万台くらいは造られましたから、

「どんだけ売れなかったんだ」という話。 そりゃ日産も身売りするわな、、、

 

そういや同時期の【34R】も生産台数少ないですよね。

 

 

希少車=名車とはまったく思いませんが、こいつは、限られた極少予算のなかで、

「若者にもう一度クルマの楽しさを」という想いを込めて造られていると思います。