>>>続き

 

近代車と感覚違う点は、60s70s当時は、『半導体』はもちろん、コンパクトな『プリント基板』すら普及してない頃で、ほぼ『実配線』むき出し&結線×n時代ということです。

 

こんなの↓ない時代

基板裏の細いライン一本一本が、実配線一本一本と同義

 

なので、物理的に結線するのは容易ですが、電気の取り方を誤ると、

タコ足の先にタコ足を作ったり、

一箇所に電圧かかり過ぎたりして、

ヒューズ飛ばし・リレーパンクの原因となります。

 

↓ゴチャゴチャした配線が、80s基板になってコンパクトに

コンデンサーとか抵抗とかLSIとかトランスとか、、、よくわかってませんが、言葉の響きだけは懐かしく。

 

↓それがROMだのRAMだの、半導体でこうなって、、、

↓いまでは、、、

 

7000万倍だそうで。。。凄すぎてよくわかりませんw

 


あと、旧車は、イグニッションキーがすべてのスイッチになっていません。

 

キー抜いても、ドア開けっぱなし=ドアライトが点きっぱなし、です。(車種に拠ります)

 

つまり、車種・箇所によっては、キー抜いても「そこに電気が流れっぱなしになる」というリスクがあります。


旧車のビニール被膜なんてボロボロですからね。

「シガーソケットにスマホ差しっぱ」とか、絶対やめたほうがイイです。

バッテリーあがりで済めばカワイイですが、最悪は火災も、、、

 

 

また当然ながら旧車には『OBDⅡ』みたいな便利な端子はありません。

※車情報・信号をまとめて出力する端子。電制車にはだいたい付いてます。

 

ので、電源だの車速信号だの、一本一本を結線する必要があります。

 

それには、センターコンソール、メーターパネルなどを外す必要が出てくるのですが、これがまた厄介です。

 

数十年近く経った樹脂製パーツは痩せてボロボロで、状態・車種にもよりますが、どんなに慎重にやっても破損リスクがあります。

 

旧車のダッシュボード外しなんて、おそらく誰もやりたがりはしないでしょう。下手したらエンジン割るより気を遣うような。。。

 

 

あとは、ピラー部分などに配線を隠すことができない車種が多いため、どうしても見栄えが悪くなります。近代車だとスッキリ収まるんですが。


旧車だと窓枠に沿って少しでも目立ちにくくするしか、、、

Aピラーにわずかなカバーのみ。


 

ま、いろいろリスクを挙げてきましたが、とはいえ、

ドラレコくらいの消費電力なら!なんとかなるんじゃないか???

と思ってます。(ドラレコの機能は制限されるとしても)

 

一番イヤなのは、キャブ車での点火系への影響(パワーダウン)ですが、、、

これは長く走ってみにゃわからんので、自分の愛機で試験してみようかと思います。