この日をもって、7117はいったんライブ活動をお休みするそうです。
休止前の最後のライブとなったのは、元SHAZNAのIZAMがプロデュースするイベント「戦国メリーゴーランド」の第11回目。会場は、池袋ルイードK3でした。
17時開演、計7組という長丁場で、7117はトリを務めました。解散ではなく、バンドとしての成長に向けての準備期間とのことですが、MCでabさんは涙していました。
本編のセットリストはいずれも定番の6曲で、正直物足りなく感じましたが、終演後にフロアーからアンコールの声が起こり『BUTTERFLY』を演奏。最後に抱き合う二人の姿に、これが7117にとって本当の「最期」でないことを願わずにいられません。
* * *
さて、この日の出演者は全て女性シンガーを擁するバンド。セクシーで妖しげなガールズ・バンド「妖精達」、ファッション雑誌「KERA」の読者モデル・山内あゆみ率いるゴスロリ系パンク・バンド「LANCER>>BEE」など見応えたっぷりでしたが、個人的な収穫は2番手の「DISCORDIA」でした。
ドラムス、キーボード、ソプラノ系の女性シンガー、そしてエレクトリック・アップライト・ベースという変則的な4人編成。ちなみにシンガーとベーシストは姉弟なのだとか。
ゴシック・メタルというか、ダーク・ウェイブ風の耽美的な曲調とヴィジュアル。それでいて、お姫様のような格好をした女性シンガーが顔の半分ほどもある「ガイコツマイク」をガッと掴んで歌う姿が“粋”でした。
ギターレス編成ながら、ディストーションのかかったベース(指ではなく弓で弾きます)と重厚なシンセ・サウンドによって、音の薄さはまったく感じません。シンガーの清らかでありながらも力強い歌声が、ミステリアスなムードの中に緊張感を生み出します。
前半はバラード主体でしたが、後半に入るとアップテンポなナンバーで盛り上げます。それでもシンガーの歌唱法は相変わらずオペラティックなスタイルなのですが、これはこれでミスマッチな感じが面白かったです。
後で気が付いたのですが、シンガーのNOAさんはメロスピ系メタル・ユニット「DRAGON GURDIAN」の新作『真実の石碑』でLIGHT BRINGERのFUKIさんとツイン・ヴォーカルを取っていた人でした。 音大で声楽を学んだキャリアを活かし、今後も様々な場面での活躍が期待されます。