大阪のジャズ・ロック・バンド、 アカシアオルケスタが今月5日と6日に亘って東京でライブを行いました。

まずは5日(日)上野ブラッシュの模様です。

橋本ゴリラというソロ・シンガーの企画イベントに、 4番中2番手で出演。

オープニングを飾る曲はたいてい『カナリア』か『大嫌い』なのですが、この日はポジパンの流れを汲んだダークな疾走感を伴うナンバー『結び糸』で意表を突きました。タンバリンを打ち鳴らしながら歌い踊る藤原岬の姿は、腰まであるロング・ヘアーも相まって、ジプシーのような妖艶さを醸し出します。

また前回の東京公演とは打って変わって、ほとんどMCを挟まず畳みかけるように進行。 それでもフィナーレはいつものとおり、右手をかざす振り付けで盛り上がる最新シングル曲『プレイゲーム』で締め括りました。

イベントの最後には、当日の出演者全員がステージに上がり、セッションが行われました。
 
曲は(おそらく)橋本ゴリラのオリジナル。 サビの部分に振り付けがあるのですが、普段はクールなイメージのアカシアオルケスタのメンバーも4人全員ノリノリで踊っていたのが可笑しかったです。

さて時間軸は前後しますが……
 
トリの橋本ゴリラの演奏中に、ちょっとしたハプニングが。

反戦をテーマにした曲を歌う前のMCで、彼が戦争に対する想いを述べたところ、フロアーの一番後ろにいたおばあちゃんが突然叫び出したのです。

「私は昭和4年生まれです! 戦争を経験してます! 戦争なんてないほうがいい! だから戦争をやめる歌を聴きたい!」

……(絶句)。

この日のイベントを通して、このおばあちゃんがいちばん“ロック”だと思いました。