去年の12月、東京・上野のBRASHに7117の対バンとして出演したアカシアオルケスタが、ふたたびBRASHでライブを行なった。大阪のバンドなので、都内では年に数回しか観られない貴重な機会である。
しかも、これまたふたたび7117との共演であった。共にジャズをベースにしたスタイリッシュなサウンドで、ジャンル的には「ポップス」にカテゴライズされていながらも、ライブではハード・ロックばりにラウドでアグレッシブ。そして強烈な存在感を放つ女性シンガーを擁している点においても、7117とアカシアオルケスタには共通項があり、さながら東西ディーバ対決(?)といった趣。
今回は、BRASH開店一周年企画の一環として「スリーマン」という形態。とはいえオープニング・アクトが加わるので、実質的に4組の出演となった。開場30分ほど前から入り口で待つ。その前には大阪ナンバーのバンが停めてあり、がぜんテンションが高まる。
18時半に開演。新世代の鍵盤楽器「クロマトーン」を駆使する、遊佐未森風の不思議系シンガー・ソングライター小山あかりを経て、見世物小屋を思わせる不気味で陽気なSEに乗せ、アカシアオルケスタが登場。
前回から丸1ヶ月挟み、たっぷりCDで“予習・復習”する時間があったわけだが、今回はまだCDに収録されていない新曲が中心。バキバキに歪んだオルガンが暴れまくるガレージ・サイケ調のナンバーもあり、そっち方面のバンドと組んでも面白いかなと思った。
ただ、おそらく地元と同じセットリストなのだろうけれど、関東では観る機会が少ないだけに、CDの曲をもっと演って欲しかったのが正直なところ。とくに『一人遊び』『結び糸』『操り人形』などシングルカットないしPV化されている代表曲をもっと盛り込めば、より強くアピールできたのでは(あと欲を言えば『君がくれた青』も聴きたかった。いちばん好きな曲なんだけど……) 。
ヴィジュアル面においては7117と同様に、バックの男性3名は黒いスーツ、フロントマンの藤原岬は露出度の多い刺激的なコスチュームというコントラスト。とはいえ、7117の男性陣が基本的にサポート・メンバーなのに対し、アカシアオルケスタは正式メンバーであるためか、演奏中のアクションが激しい。ギターレス編成ながら物足りなさを感じさせず、気迫に満ちたアンサンブルは圧巻と言うほかない。岬嬢の美貌に眼を奪われてしまうが、キーボードの人のアヤしい動きにも要注目だ。
続いて我らが7117。1月に観た際、abは病み上がりとのことでいまいち精彩に欠けるステージだったけれど、今回は普段どおりパワー全開で一安心。ただ、前回に続き衣装は微妙だったw 終演後に聞くと、本来準備していた衣装を家に忘れてしまい、上野で購入したらしい。
一方、もう一人の主役であるサックス奏者のASUKAは、ステージ前方に踏み台を置くことにより、客席との仕切りのバーまで身を乗り出し、積極的に観客を煽り立てていた。
この日は、今月27日に発売されるニュー・アルバムから『バタフライ』という新曲を披露。展開の激しい、濃厚な印象のハード・チューンで、7117の集大成とも言える曲調に期待が高まる。
トリを飾ったのは、シンガー・ソングライターの右藤綾子。シンセのカラオケを基本に、時にはアコギをつまびきながら、ゆったりと歌う。ステーキの後にすき焼きが出てきたような“濃い”“熱い”ステージが続いただけに、さながら口直しのシャーベットのように心地よく聴けた。常連と思しきサラリーマン風の男性客が、愛情の裏返しのような野次を飛ばしていたのも微笑ましい。男子二人と「男の娘」の三角関係を題材にした歌もあり。
その一方で、カジュアルな私服に着替えたアカシアオルケスタの面々が、闇にまぎれて物販を撤収していた。上野から大阪までの道程を、これからメンバー自ら車を運転して帰るわけだが、この日はその前に寄る所があると言っていた。abさんもライブの後に仕事が入っていると言っていたし、華やかなステージの裏で人知れず努力しているのだ。
しかも、これまたふたたび7117との共演であった。共にジャズをベースにしたスタイリッシュなサウンドで、ジャンル的には「ポップス」にカテゴライズされていながらも、ライブではハード・ロックばりにラウドでアグレッシブ。そして強烈な存在感を放つ女性シンガーを擁している点においても、7117とアカシアオルケスタには共通項があり、さながら東西ディーバ対決(?)といった趣。
今回は、BRASH開店一周年企画の一環として「スリーマン」という形態。とはいえオープニング・アクトが加わるので、実質的に4組の出演となった。開場30分ほど前から入り口で待つ。その前には大阪ナンバーのバンが停めてあり、がぜんテンションが高まる。
18時半に開演。新世代の鍵盤楽器「クロマトーン」を駆使する、遊佐未森風の不思議系シンガー・ソングライター小山あかりを経て、見世物小屋を思わせる不気味で陽気なSEに乗せ、アカシアオルケスタが登場。
前回から丸1ヶ月挟み、たっぷりCDで“予習・復習”する時間があったわけだが、今回はまだCDに収録されていない新曲が中心。バキバキに歪んだオルガンが暴れまくるガレージ・サイケ調のナンバーもあり、そっち方面のバンドと組んでも面白いかなと思った。
ただ、おそらく地元と同じセットリストなのだろうけれど、関東では観る機会が少ないだけに、CDの曲をもっと演って欲しかったのが正直なところ。とくに『一人遊び』『結び糸』『操り人形』などシングルカットないしPV化されている代表曲をもっと盛り込めば、より強くアピールできたのでは(あと欲を言えば『君がくれた青』も聴きたかった。いちばん好きな曲なんだけど……) 。
ヴィジュアル面においては7117と同様に、バックの男性3名は黒いスーツ、フロントマンの藤原岬は露出度の多い刺激的なコスチュームというコントラスト。とはいえ、7117の男性陣が基本的にサポート・メンバーなのに対し、アカシアオルケスタは正式メンバーであるためか、演奏中のアクションが激しい。ギターレス編成ながら物足りなさを感じさせず、気迫に満ちたアンサンブルは圧巻と言うほかない。岬嬢の美貌に眼を奪われてしまうが、キーボードの人のアヤしい動きにも要注目だ。
続いて我らが7117。1月に観た際、abは病み上がりとのことでいまいち精彩に欠けるステージだったけれど、今回は普段どおりパワー全開で一安心。ただ、前回に続き衣装は微妙だったw 終演後に聞くと、本来準備していた衣装を家に忘れてしまい、上野で購入したらしい。
一方、もう一人の主役であるサックス奏者のASUKAは、ステージ前方に踏み台を置くことにより、客席との仕切りのバーまで身を乗り出し、積極的に観客を煽り立てていた。
この日は、今月27日に発売されるニュー・アルバムから『バタフライ』という新曲を披露。展開の激しい、濃厚な印象のハード・チューンで、7117の集大成とも言える曲調に期待が高まる。
トリを飾ったのは、シンガー・ソングライターの右藤綾子。シンセのカラオケを基本に、時にはアコギをつまびきながら、ゆったりと歌う。ステーキの後にすき焼きが出てきたような“濃い”“熱い”ステージが続いただけに、さながら口直しのシャーベットのように心地よく聴けた。常連と思しきサラリーマン風の男性客が、愛情の裏返しのような野次を飛ばしていたのも微笑ましい。男子二人と「男の娘」の三角関係を題材にした歌もあり。
その一方で、カジュアルな私服に着替えたアカシアオルケスタの面々が、闇にまぎれて物販を撤収していた。上野から大阪までの道程を、これからメンバー自ら車を運転して帰るわけだが、この日はその前に寄る所があると言っていた。abさんもライブの後に仕事が入っていると言っていたし、華やかなステージの裏で人知れず努力しているのだ。