新宿2丁目でSHANGRI-LAのライヴがありました。土曜日でしたが、連休前ということもあって幸い今回も仕事の都合がついたので行ってきました。
会場は「ARCH」。去年の夏、東京プライドパレードのアフターパーティーが行なわれたクラブです。ちなみにそちらにもabが出演していました。
会場は「ARCH」。去年の夏、東京プライドパレードのアフターパーティーが行なわれたクラブです。ちなみにそちらにもabが出演していました。
この日は「GLAP」というイベントでした。日本のゲイ・ミュージック・シーンの立役者である春日亮二氏の主催で過去にも何年か行なわれていたということですが、昨年氏が逝去なされたとのことで、今回はスライドショーを流すなど追悼的な色合いの濃い内容でした。
「Gay Lesbian Accorstic Party」というタイトルの通り、当初はアコースティック系のイベントだったそうですが、途中から方向性を変えたようで、この日の出演者もSHANGRI-LAを含めてカラオケをバックに歌い踊るアーティストがほとんどでした。
総勢11組ものアーティストが出演するため、一組につき2~3曲。SHANGRI-LAのセットリストは、ムード歌謡のスタンダード・ナンバー『恋のバカンス』と、持ち歌の『SHANGRI-LA』でした。
前回の「TOY-BOX2」ではバンド編成でしたが、今回は尺の短さと会場の狭さもあって先述のとおりカラオケです。お客さんはけっこう入っていたみたいですが、どういうわけか前のほうがガラ空きだったので、図らずも僕が最前列を占領する恰好に(^^; 客席とステージの間隔が非常に狭いため、目の前でsattinが腰を振ってたりしてすごいド迫力でした!
他の出演者に関しては、昨年の尾辻かな子のイベントにもabと共に出演していたNOBBYを始め、OTO-ZOU、屋良朝友といったベテラン勢も参加していましたが、半数はあまりステージに立ったことがないという素人さんで、実際のところ力量のバラつきが目立ちました。それでも、どの出演者も心をこめて歌っているのが伝わってきて、中でも同棲中のパートナーとの穏やかな日常を実直に歌い上げるTOSさんのステージが胸に沁みました。
SHANGRI-LA以外はゲイ・アーティストですが(レズビアン・アーティストのkkjkはステージ・マネージャーとしての参加)、トップ・バッターのドラァグ・クイーン「マダム・ピロガネーゼ」と、あと名前は忘れましたが男子高生の制服を着て息を切らしながら踊り狂う坊主頭の巨漢男性シンガーのアイドルチックなダンス・チューンを除いて、音楽的にはいずれも素朴で健全な曲調。ゲイといえば世間では何かとセクシュアルなイメージをもたれがちですが、むしろ意図的にそういった要素を排除している印象すらありました。
そのため、正直なところ僕個人の音楽的嗜好の範疇からは外れますし、SHANGRI-LAの出演がなければ足を運ぶことはなかったでしょうが、それゆえに普段では自分から聞くことのない音楽に触れることができ、新鮮な感動を味わいました。こういう一期一会の体験も大切にしていきたいですね♪