誰かがオリーブの枝をゆらして | 山門詩人

山門詩人

三文詩人、目標一日一詩

誰かがオリーブの枝をゆらして
私のドアの前に立った

来ては去る小鳥のような
その人の姿は見えず

ただコツンとポストに落ちる
手紙の小さな音だけが

春の夕方いつまでも
耳の底に残った

誰かがオリーブの枝をゆらして
私のドアの前に立った


追記:これも十数年前に書いた詩。
書いた時は何も考えずに思い浮かんだ言葉を書いた。
その数年後、これは別れの詩だと思った。
今は、何が手紙に書かれているのだろう?と、
これまで思った事もない事が気になった。
そうしたらまた詩ができた。それは明日また記す。