誰かがオリーブの枝をゆらして
私のドアの前に立った
来ては去る小鳥のような
その人の姿は見えず
ただコツンとポストに落ちる
手紙の小さな音だけが
春の夕方いつまでも
耳の底に残った
誰かがオリーブの枝をゆらして
私のドアの前に立った
追記:これも十数年前に書いた詩。
書いた時は何も考えずに思い浮かんだ言葉を書いた。
その数年後、これは別れの詩だと思った。
今は、何が手紙に書かれているのだろう?と、
これまで思った事もない事が気になった。
そうしたらまた詩ができた。それは明日また記す。