PASTEUR - Dreadnoughtus ドレッドノータス | HERETIC!!!

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音楽レビューメイン
基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

どうも


憂鬱な月曜ですが

明日は休みなんですよ


すみません笑


まぁ年末年始出勤だったんで

休みを散らしただけですね


昨日からずっと聴いてるこれを紹介します



PASTEUR パスツール


フランスの細菌学者からとったであろうバンド名

京都のインストバンド

2022年のサードアルバム


Dreadnoughtus



8年ぶりの新作とのこと

トリプルギターに

シンセとフルートを含む6人編成


なんかワクワクするメンバー構成ですね笑



① "fractale specimen"

電子音で始まる曲は

パーカッションに続き

鋭いギターカッティングが加わり変調していく

テンポチェンジしての

ドラマティックでヘヴィな展開


さらにリズムチェンジを重ねて

曲は激しさを増す

ピークで突然終わるアレンジもカッコいい



② "droi tomboy"

劇的なギターと激しいドラムスで始まる曲


ベースのアタックが曲にヘヴィネスを加える

目まぐるしく変わる展開に

変拍子もバシバシ決める


後半はミクスチャーロックさながらのファンクネスも感じられる



③ "iter"

静寂の中アコースティックに絡んでくるフルートは

どこか牧歌的に聴こえる

急転直下で激しいリズムが炸裂

トリプルギターを生かした疾走パートから

印象的なメロディのギターソロへ



④ "Albedo"

ゴツゴツした感触のベースが

曲に屈強な印象を与える

ピック弾きっぽいベースに引っ張られる曲

メランコリックな旋律も絡めてくる



⑤ "quasi-stellar"

曲間無しで切り込んでくる曲

なんか④の続きっぽい展開とメロディライン



⑥ "in diascope"

約10分の長尺曲


繊細なタッチで始まる序盤

幻想的なシンセを挟んで

ドラマティックに進んでいく中盤


不穏なムードで始まる終盤は

破壊的なギターに

コンピュータ音のようなノイズ…


インプロヴィゼーションっぽい演奏でエンディング




いやーなかなか楽しい音でした


ブレイクビーツっぽい音や

エレクトロニカを思わすシンセ

そんな中ベースは完全にロックなんですよね

それも結構ハードな



このバンドを

私の少ない情報で表現すると



KING CRIMSONの破滅的かつ繊細なタッチ

Tommy Guerreroのオーガニックなメロディ


クリーントーンをうまく使ったギターは

RED HOT CHILI PEPPERSとか

GANG OF FOURを思わす


時に攻撃的で時に優しい音


メタルやファンク系の影響もありそうですね〜




去年の堀納め

ディスクユニオン大阪の特価木箱から救出した

未開封盤CD


これも100円でした



ユニオンのレーベルDIWからのリリース











意外とオルタナロック色が強いアルバムでしたね

プログレといえばプログレなんですが

本人たちはその意識があるのかな?





82点


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