BRAINTICKET - Cottonwoodhill | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは


水曜ですね

ドラゴンズはかなり悲惨な状態です


まだ始まったばかり


そう思うようにします笑


今日は朝からこれ聴いてます



ベルギー出身のミュージシャン

Joel Vandroogenbroekが結成した

クラウトロック

エクスペリメンタルグループ



BRAINTICKET


1971年のデビューアルバム


Cottonwoodhill


プログレを聴き漁り出して

たまたま知ったグループ


バンド名とか

ジャケットとか

聴くのは1日1回まで

さもなくば脳が破壊される


みたいな注意書きとか

興味をそそられましたね


以前にたまたまライブ盤に遭遇


もう2年以上前か


BRAINTICKET - Live In Rome 1973 2021-01-25


前置きが長くなりましたが

本来聴きたかったこのデビュー作です


A① "Black Sand"

一定のペースを保つドラムビートに

生々しいワウギター

激しく加工されたヴォーカル



amon duul ii あたりの影響も伺えますね


A② "Places Of Light"

フルートの音色はジャズっぽさも感じる

ファズギターにシンセが響くあたりは

ファンキーロック

加工された声の怪しい喋りが

怪しさを増幅させますが

音楽自体はマトモですね


というわけで

ここまでは

ジャケットの世界観ほどぶっ飛んでませんね



本番はここから

A③ "Brainticket(Part One)"

B① "Brainticket(Part One-Conclusion)"


ガラスが割れて

現場へ急行するパトカーの音で始まるテーマ曲



耳に残る旋律を延々と繰り返す中

歯磨きの音

女性の叫び声

神経を逆撫でするようなノイズ


唐突に飛び出す『運命』のフレーズ



とにかく混沌とした音


B② "Brainticket(Part Two)"


ベースは同じフレーズ

さらに興奮した女性の声

ファズにまみれたような

ヘヴィなギターの音は延々と続いてます



中盤では

不気味な声でタイトルを連呼


そして再び同じフレーズが戻ってきます


クライマックスは

また興奮した女性が捲し立てて

歪んだ鐘の音?で唐突に終了




この組曲の残像が脳に残りましたね


A③

B面でトータル約25分


基本的に同じフレーズを繰り返してますからね


朝の混んだ電車の中では

注意書きどおり?

少し気分が悪くなりました笑


ディスクユニオンのウォントリストで遭遇

ドイツ盤リプレスかな?


1,480円



裏ジャケも同じデザイン






ゲートフォールド仕様


助言と警告が…







なんやかんやで

4回聴いてしまいました

精神は崩壊していないようです笑笑


個人的には

実験的な効果音がふんだんに使われた

難解な音楽のようにも思えますが

ベースはジャズやサイケデリックロック


単純にカッコいいとも感じましたね


2ndも機会があれば聴いてみたいです




78点






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