Amon Düül II - Only Human | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは


雨降ってきましたね

関係無いですが

成人の日終了です



これ聴きながら帰ります



Amon Düül II


1978年リリースの12作目


Only Humanです



以前に紹介した

このデビュー作とは全く違う作風なんですが


これはこれで面白いんですよね


いきなりポップなヴォーカル曲

A① "Another Morning"




暗い目のメロディながらも

コンパクトにまとめた

A② "Don't Turn Too Stone"


哀愁漂うサックスも含めて

初期と比べ

音楽的に落ち着いた印象


A③ "Kirk Morgan"

アメリカンポップのようなサピメロ


A④ "Spaniards & Spacemen"

この主旋律は

いかにも彼ららしい響き



アップテンポなリズムに

独特なシンセソロ

リピートされる印象的なメロディライン

終盤のフラメンコ調のギターソロがポイント


B① "Kismet"

7分50秒の大作


壮大ななシンセのイントロは

SF映画を思わせますね



このアルバム中

オリジナルメンバーのChris Karrerが

リードヴォーカルを取る唯一の曲


中盤あたりから

不穏なムードを漂わす音へ


さらに

ヴァイオリンを絡めた軽快な曲調に展開


アルバムのハイライトかな

と思いましたね


B② "Pharao"

優しいピアノの旋律に乗せ

Stefan Zaunerの穏やかな歌声


結構変幻自在なヴォーカルに

シンセとベース

パーカッションもこなしてます



B③ "Ruby Lane"

ちょっとファンキーなビートに乗せて

A②に続いてリードヴォーカルを取る

Klaus Ebert


ちょっと気怠い雰囲気が良いですね


ギターも結構フィーチャーされた

ハードロック調で終了



全7曲

ちと物足りない気もしますが…


3分〜4分くらいの長さを中心にした

ジャーマンロック?

プログレ?

クラウト・ロック?



3年くらい前にオークションで落札した

西ドイツオリジナル盤


1,000円程度だったかと…



最近になって

購入当時

レビューしてないことに気付きました笑


ジャケットには

気になるシミや汚れも無く

この時代の白ジャケの中では合格点





ちょい汚れてますが

インナースリーブもバッチリ




このラベル

初めて見る気がします


STRANDというドイツのレーベルですね






ジャケットのデザインも良いし


よく聴けば


初期

例えばYetiの頃の雰囲気も感じられます


売れ線とは言いませんが

amon duul ii の中でも

好きなアルバムです


80点









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