PARADISE LOST - Draconian Times | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは


さてこれ聴きながら帰ります



PARADISE LOST


イギリスのゴシックメタルバンド


1995年にリリースされた

5thアルバム


Draconian Times


① "Enchantment"

物悲しげなピアノで始まる曲


スローテンポでジリジリ攻めてくる

暗いんですけど

ギターの音は割と乾いてて

そこまで陰鬱な雰囲気ではないです



② "Hallowed Land"

跳ねるリズムに

メタリックなギター


普通にカッコいい

ドラマティックなメタル曲


③ "The Last Time"



ザクザクとダウンピッキングで刻まれる

ギターリフが良いですね


シングルカット曲

全英60位と微妙…


⑤ "Once Solemn"

アルバム中

初のアップテンポな曲は


これまたザクザクとリフが刻まれて

カッコいいですね



このへんは

もはやゴシックでもない気が…


⑧ "Yearn For Change" 

メランコリックなメロディを奏でるギター

ドラマティックに盛り上がっていく曲


ここのヴォーカル

Nick Holmes


デビュー時は

デスメタルのイメージでしたけどね


メロディをしっかり歌うわけではありませんが

漢らしい?歌メロから咆哮まで

このバンドの出す音にハマってますね


スローでメロディックな曲が多いですが

3分から4分程度と

コンパクトにまとまった曲がほとんど


意外とすんなりと完走できますね


以下

国内盤のボートラです


13. "Walk Away"はSISTERS OF MERCYのカバー

まあやるべくしてやった曲ですね


14. "Laid To Waste"


15. "Master Of Misrule"


ボートラ3曲は

特にニューウェーブっぽく聴こえますね


スローにうねる曲はドゥームメタルっぽい


野太い声質のヴォーカルは

C.O.C.のPepper Keenanを思わせるところも…


耽美なメロディは

私の思うゴシックとは少し違いましたね


普通にブリティッシュロックの流れを汲む

無理にゴシックに寄せてる感じがしない


そのへんは気に入りましたね


前半

5曲目くらいまでは

結構アグレッシブなメタルを展開し


後半はじっくりメロディを紡ぎ

重々しい音を聴かせる


コレ!と言った

キラーチューンはありませんが

アルバムとしては

よくまとまっている印象でしたね







帯をかじられました…



ユニオンの500円以下コーナーから救出

480円から

レシートチケットで50円引き


帯付き国内盤ですね


凝ったアートワークも

音楽とシンクロします









メンバーはドラムス以外

オリジナルメンバーですね


これだけ長期間活動しているバンドとしては

結構珍しいかもでしれません






リリース25周年リイシュー盤とか

アナログとかいろんなバージョンが

リリースされてますね〜



私の知っているだけでも

初期のデスメタル

ドゥームメタル的なアプローチから


今回紹介したアルバムは

ニューウェーブの影響下にあるメタルへと


結構な変貌っぷりだと思います



いっそのこと

長尺曲が一曲あってもよかったかな



74点