Amon Düül II - Phallus Dei | HERETIC!!!

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音楽レビューメイン
基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

おはようございます

昨日もスポーツニュース見ない日でした笑


なんかまた芸能人が
大麻所持で捕まったんですね


今朝はコレ聴きながら出勤です


アモン・デュール2


1969年のデビューアルバム

Phallus Dei

直訳すると
神のアレなんですが笑

国内盤タイトルは
『神の鞭』

結構長いこと探してたアナログ盤

2009年
ドイツSPVからのリイシューを入手

A面はタイトル曲のみ

"Phallus Dei"
効果音のような音が数分

基本的には
ギター
ベース
ドラムスからなる演奏ですが

ヴァイオリンのラフな演奏も効果的

20分以上の曲ですが

曲らしくなるのは
10分超えてから

結構スリリングで
怪しげなロックを展開します

後半は意外とポップな
とっつきやすいメロディも交えてきますね


B① "Kanaan"
言葉の意味はわかりませんね笑

基本的には
原始的な音に聴こえます

女性コーラスは
呪術的な?怪しさを増幅させますね




これは割と最近の動画っぽいですね

B③ "Luzifers Ghilom"
テンポよく展開する
フリーキーなサイケデリックロック

ちょっとアジテーション的なヴォーカルは
80年代のニューウェーブに通じるところも

時折入る
原始の雄叫びみたいな
エコーがかった声とか

後半の
悪魔主義みたいな雰囲気も良い


ラストのB④は2分少しの
アウトロ的な曲ですかね

本家というか
母体となるAMON DUULの
より音楽的な要素に特化したこのグループ

たぶんオーバーダブとか一切無しの
一発録りなんでしょうけど
終始緊張感に溢れた

一聴しただけだと
少し難解に聴こえますが

あくまでロック

それもサイケデリックな雰囲気
民族音楽の要素など
実験的なものも含んだ

ある意味プログレッシブなロックを展開

前回レビューした
これ↓と比べると
かなりインプロヴィゼーション的な演奏が
印象に残るアルバム

当時のライブをフルで見てみたいですね


2009年のリイシューということで
インナースリーブなんかも
しっかりしてますね

2,000円で購入






毎回結構作風が違うので
戸惑いますが

今回の1st
Phallus Deiも含む

初期のサイケプログレ呪文路線?
もカッコいいんですが

中期以降の
サイケポップ路線も好きですね

中毒性の高い音だと思います笑



中古レコード相場は結構高いんですが
根気よく集めようと思います


このバンドはやはりレコードですね〜




81点