AppleとIBMの提携でBlackBerryの行方は | hereshop

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AppleIBMの提携は今秋から始まる予定だが、両社がこの提携でターゲットに据えている顧客ベースは、新CEOジョン・チェン氏の下で業績回復を目指すBlackBerryが狙いを定めている顧客層とぴったり重なる。


 


BlackBerryの株価は2014年に入り上昇傾向が続いており、一部の投資家が同社の将来について楽観的な見方を強めたことから、715日時点では、年初からの上昇率が50%以上となっていた。


 


だがAppleIBMの提携が15日に発表されたことで、翌16日、BlackBerry株は上昇の勢いを失った。


 


AppleIBMの提携がBlackBerryの業績回復計画の妨げとなる可能性」をアナリストに指摘され、BlackBerry株はNASDAQ市場で9.4%安の10ドル24セントまで値を下げ、トロント証券取引所では9.3%安の11.03カナダドルまで値を下げた。


 


IBM15日午後、Appleとの提携により、セキュリティとモバイルデバイス管理の分野でサービスを提供する計画を明らかにしたが、これはBlackBerryが強みとしている分野であり、iPhoneGoogleAndroid OSを搭載するデバイスからの市場シェアの奪還を目指すBlackBerryにとって最大のセールスポイントとなる分野でもある。


 


Morningstarのアナリスト、ブライアン・コレッロ氏は顧客向けの調査ノートで次のように指摘する。「AppleIBMの提携で提供されるデータセキュリティとモバイルデバイス管理分野のソフトウェアは、BlackBerryMobileIronなどが提供するモバイルデバイス管理(MDM)ソリューションにとっては差し迫った脅威だ」


 


「たとえAppleIBMのセキュリティサービスがBlackBerryなどが提供するMDMソリューションほど優れたものではないとしても、BlackBerryをはじめとするMDMベンダーは『iPhoneiPadにプリインストールされたIBMのモバイルデバイスソフトウェアを押しのける』という極めて高いハードルを乗り越えなければならない」と、同氏は続ける。


  


同社は短い声明を発表し、次のように述べている。「AppleIBMと提携してエンタープライズモバイル市場に参入するというニュースは、エンドツーエンドのセキュアな企業向けモバイルソリューションが今後も引き続き必要とされることを強調しているにすぎない。当社はそうしたソリューションを何年も前から提供している」


 


BlackBerryは企業顧客のデータのセキュリティ確保に必要なソフトウェアとネットワークを備えており、この分野では依然として自社がリーダーだと自負している。


 


だがUBSのアナリスト、アミターブ・パッシ氏によれば、最近はIBMFiberlinkを買収し、VMwareAirWatchを買収し、CitrixZenpriseを買収するなど、モバイルセキュリティベンダーの買収が相次いでおり、BlackBerryにとってエンタープライズモバイル管理市場での競争は今後激しさを増す見通しという。


 


「今や、BlackBerryよりもはるかに大規模なIT大手に加え、BlackBerryよりも小規模ながら豊富な資金力を持つMobileIronのようなベンダーまでもが新たに競争に加わってきている」と、パッシ氏は顧客向けの調査ノートで指摘する。


 


最近新規株式公開(IPO)を実施したMobileIronもこの分野の競合だが、16日には、同社株も午後の取引で6%近く値を下げ、8ドル16セントで取引された。



AppleIBMの提携でBlackBerryの行方は?(ロイター)



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