私が8月15日に靖国神社に行ったのは、

20代後半の頃だと思う。


大きな鳥居で頭を下げる人

おばあさんらしき人とお孫さんらしき人

遺影を持った人

遺族の会の人たち

軍服を着た人

ラッパを吹く人

旗を掲げる人

街宣車

九段の坂のたくさんの人たち

セミの鳴き声


私は九段にある学校に通っていて、

毎朝、靖国神社の前を通っていたが、

夏休みの8月15日の靖国神社のことは、

その日に足を運ぶまで知らなかった。


母の父は軍人だったそうだ。

父の母は三鷹の工場で働いていたそうだ。

詳しいことは聞いたことがない。


初めて靖国神社を訪ねてから20年以上経った。

戦争が終わって80年が経った。

息子や地域の子どもたちは、戦争のない世界を描けているのだろうか。