サッカーワールドカップで、アメリカが敗退した。
スポーツの世界も人と人が関わる世界であるから、色々なことがあるだろうとは思うけれど、
試合中に決まったことが試合後に変わる、なんて冗談が過ぎる話だ。
ノルウェーという国が勝ち進んでいる。
ハーランドという選手が躍進の原動力となっているが、
彼自身は少年時代に目立つタイプでは無かったらしい。
新聞で読んだノルウェーの育成組織の考え方が興味深い。
「未来に向けて成長できる人間性やポテンシャル」を評価するため、5つの項目を作ったという。
1. 学ぶ意欲・成長へのモチベーション (Desire to Learn / Motivation)
現時点でいくら技術が高くても、現状に満足して勘違いしている選手は評価されません。「もっと上手くなりたい」「課題を克服したい」という未来に向けた強い学習意欲や自立したモチベーションがあるかどうかが最重要視されます。
2. 存在感・雰囲気 (Presence / Character)
ピッチ内外における「佇まい」や「存在感」です。これは単に声が大きいということではなく、自然と周囲に人が集まるような人間性や、チームにポジティブな影響をもたらすリーダーシップの原石を指します。
3. 仲間のために成長する姿勢 (Social/Team Orientation)
「自分のために上手くなる」だけでなく、「自分の成長が仲間のため、チームのためになる」という視点を持てているかという点です。協調性や、周囲と良好な関係を築きながら高め合える社会的スキルが評価されます。
4. ゲームインテリジェンス・サッカーIQ (Game Intelligence / Tactical Awareness)
ノルウェーの育成では、早熟なフィジカル(体格の良さ)に頼ったプレーをあえてさせず、「状況をどう認知し、判断しているか」という知的な側面(IQ)を非常に重視します。体の大きさはいずれ追いつくため、若年期は特にこの賢さが評価の対象になります。
5. 長期的な自己管理能力・主体性 (Self-Regulation / Autonomy)
コーチに言われたからやるのではなく、自分の課題に対して主体的に取り組む姿勢(自己評価・自己管理)です。親のプレッシャーによるものではなく、本人が楽しんでスポーツを選択し、主体的に向き合えているかが基準となります。
サッカーに直接関連する項目は1つで、その他は他者との関わり方や成長意欲、自己管理に関することだ。
少年時代から、技術だけに目を向けるのではなく、メンタルや、社会性を重要視している点がおもしろい。
そしてこれらの項目を、少年時代に見出すことができ評価出来る、というのもおもしろい。
ハーランド選手は、技術や体格に恵まれていたわけではないようで、
サッカーにおける知(賢さ)を身につけるべく、トレーニングを重ねていたらしい。
今大会、色々なチーム、ゲーム、選手がいる中で、
ノルウェー代表を追いかけてみたいと思う。
息子は試験が終わり、自宅学習の日だという。
リラックスして過ごしているようだ。
そんな中、入学記念に家族写真を撮りに行った。良い写真が撮れたので枚数を追加したら、予算以上の金額になってしまった。
「これならアコギが買えるよ」という話もあるが、
家族の今を切り取った写真。
出来上がりを楽しみにしよう。