戻らない青。晴れた空は得した気持ちになる。限りなく重なるアオの先には僕の知らない明日の空がある。そして、吹く風が時と溶けて今を押し退ける頃、ふんわりと柔らかな日射しをくるんだワタアメとゆっくりとそよぐ金木犀の香りが戻ることの無い今日の情景をさらって消えていく。河川敷付近にて