晴れた空は
得した気持ちになる。
限りなく重なる
アオの先には
僕の知らない
明日の空がある。
そして、
吹く風が時と溶けて
今を押し退ける頃、
ふんわりと
柔らかな日射しをくるんだ
ワタアメと
ゆっくりとそよぐ
金木犀の香りが
戻ることの無い
今日の情景をさらって
消えていく。


河川敷付近にて