今日、
録り貯めたテレビ番組を見ようと
録画リストを見ると、
邦画や洋画、テレビドラマ、
音楽番組など
当分、TSUTAYAには
行かなくていい位
溜まりに溜まっていた。
特に、
NHK連ドラ“半分、青い”
“anone”、“トドメの接吻”など
連続ドラマが群を抜く。
そんな中に1本
“人体 神秘の巨大ネットワーク”
興味をそそられ再生ボタンを押した。 

山中伸弥教授タモリ
MCを務めるNHKスペシャル。
今や2人に1人が発症し、
3人に1人が亡くなる
がん心臓病を取り上げて
医療の最先端を紹介する
目からウロコの特別番組。

NHKスペシャルより   がんを立体的にとらえた画像

がんの細胞には
自分が生き延びる為の
メッセージ物質がある。
大きさはわずか1万分の1㍉
エクソソームと呼ばれる
情報伝達カプセルを使い
免疫細胞までも手なずけて
増殖を続けるという。
エクソソーム
細かい働きについては
まだ分からない事が多く
世界中で研究が進められている。

日本の国立がん研究センターでは
がんのエクソソームを叩いて
転移を抑え込む全く新しい方法を
思いついたという。


がんエクソソームに目印をつける抗体
上の抗体は
がん細胞が出したメッセージ物質、
エクソソームにくっつく性質がある。

エクソソームに付いた抗体

悪いヤツと目印を付けられた
エクソソーム免疫細胞
敵だと認識し、食べ始め
という仕組み。

 免疫細胞が目印のついたエクソソームを食べていく。

マウスによる臨床試験では
がん細胞の量が90%減
という驚くべき結果が出た。


山中伸弥教授は
この10年間での研究が
めざましい発展をしている
明るい言葉をのべていた。


後編に続く