息子が
大阪代表として
宿敵“洛南高校”を倒すべく
高校総体へと出発した。


彼のカラダは
この日の為に
一桁代の体脂肪へと削ぎ落とし
もはや、
EXILE のメンバーの様に
しなやかで
マッチョなまでに
仕上がっていた。
日に焼けた顔や腕、
はち切れんばかりの
上腕二頭筋、ふくらはぎが
過酷な練習を物語っていた。

私の高校時代は
“水は飲むな” “根性あるのみ”など
ナンセンスな
トレーニング理論だけで
コートのボールを追った。
今を思うと
『よく死者が出なかった』と
当時を思い出す。

豊富なニュートリションと共に
トレーニングメソッドが
すっかり様変わりした現代。
 100m10秒を切る公式記録を
叩き出した日本人はいない。
息子もその事は
同じランナーとして
ことの他、気にしているという。
わずか0.0何秒を縮める
秘策はどこにあるのか。
ひょっとすると
純血の日本ブランドでは無く
この先、
世界と交配(乱暴な言い方だが)を
続けた末に生まれる
ハイブリッドなランナーが
それを制するのかもしれない。

家を出るとき彼には
「がんばれ」とは言わなかった。
もはや、ありふれたその言葉には
魔法は無いと決め込み
私は言った。
“女の子にモテる、
しびれる様な走りしてこい”

私の遺伝子には
この言葉が一番なのだ。

もし、
興味とお時間ありましたら
息子の勇姿を見てやって
ください。
 ⚫NHK/EテレかインハイTV
 8月1日(火)17:05〜
 400m×4/予選第五組
 大阪/東海大仰星高校、
 航平です。