幼稚園児の息子ちゃん。


「ぼくはお母さんと結婚すんねん」


と、ずっと言っていた。

お姉に「お母さんと結婚はできひんねんで!」と言われてぼろぼろ泣いたこともあった。

「お父さんとおそろいの指輪外して!」と怒ったこともあった。


男子と騒ぐのが大好きで、女子とゆっくり遊ぶのが苦手なやんちゃ君。

お母さんの抱っこは大好きだけど、人前では恥ずかしいからしない。

たとえ、スーパーの駐車場でも他人がいたら抱っこはしない、プライドの高い男の子。


だった。



昨日、帰るなり玄関で靴を脱ぎながらニコニコと話し始めた。


「ぼくな、お母さんと結婚せぇへんねん!」


あら~、そうなの~。


「なんで?って聞いて!!」


なんで~?


「○○ちゃんがな、ぼくと結婚したいねんて。だからお母さんと結婚せぇへん。」


そっかぁ。おめでとう(泣)。よかったね~!





そうなの?

そうなの?

もうなの?

えーーーーん。

母、まだ夢を見たかった。

もう少し母だけの君でいてほしかった。

意外にもその日は早かったな。。。


しかし。

○○ちゃん、クラスでナンバー1ではなかろうかというかわいい子。

お姉と違い、目鼻立ちパッチリ、ドレスの似合う、美しいお嬢さん。

○○ちゃんのお母さん、いいんですか?

うちの息子・・・アホですよ?

妖怪や仮面ライダーのことばかり考えてますよ?

貢物は折り紙を切ったもの(ゴミみたい・・・だが、本人にとっては切り絵)ですよ?


おそらく・・・彼女はすぐ他の男子が気になりだすだろうなぁ。

それでも、はしゃぐ彼を見ていると、微笑んでしまう。

でもさびしい。


お姉より君のほうがバレンタインを早く経験することになるかもね。