東山入魂式から学ぶこと | ヘラクレス鍋のヒトリゴトのブログ

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私はよく他村の祭を見に行ったり、実際に体感したりする。


地元では賛否両論あるが、
私自身は『他所を見ずして、地元(の良さ悪さ)を分からず、結果地元を強くできない』と考える。

他村のヤッサを練る技術や、ヤッサに対する姿勢、太鼓のリズム等、私にはまだまだ理解しきれないところもあるし、また実際には地元の祭に活かしきれない技術もあるし、

見た目でしかないので、
『全部が全部、地元が勝ってる』
とも言えないし、
『他所に全部が全部劣っている』
とも言えない。


ただ、他所を見て、地元に取り入れることが可能で、尚且つ地元のヤッサが強くなるなら、変なプライドは捨て学ぶべきと私は考える。


では、下記に東山入魂式を見学して気づいた点を幾つか書きます。





【本棒】
ヤッサは前輪駆動でドンドン前に進むべきもの。本棒の棒端(先頭)は練りの強い人間を置くべき。この村を見て感じたのが先頭の年齢層が高い。誰一人として嫌な顔はしていない。非常に楽しそうだった。熟練した練りで、私が見た時には※本棒の棒端綱の根元を自分で掴んで前に進め、前傾姿勢でも背筋が曲がった感じもなく、しっかり前方に歩いていた。

だから、ヤッサが進行方向に向かって※せりあがっているように見えるの分かるでしょうか?
ヤッサは前輪駆動で前進前進しないと、後輪が躍動しない。

地元の祭なら青年団側から『おっさん、前に歩け!!!』てな罵声が飛ぶことになる。


※ヤッサの前が上がって歩いている。=ヤッサの進む距離が長い。
先頭が引っ張る。



よって本棒の先頭には練りの強い練り子を置くべき。

また適した練り子を適した位置に置くのは、他所には練り子長のような役職があるが、地元で言うならば、棒端の役割ではないでしょうか。


【後方(青年団側)】
また地元の祭なら屋台部側(前)に練りの強い人間が入った際には、青年団側(後)は辛くとも、(腰を曲げたりお尻を突き出したりせず※もしも前の練り子が姿勢が悪いなら腰元に手をそえる)
ヤッサの上部(天幕、角、水切りなど)を見て背筋を伸ばして歩く。
※高い位置でヤッサは練る、低い姿勢は長く続かない。




そうする事で前輪駆動がやっと四輪駆動に変化し、ヤッサが躍動する。


【練りたい、でもあまり入りすぎない】
ヤッサは人数が入りまくれば強いというわけでもない。
人数が入りすぎると足はもつれるし、1人が『くの字』になって練ると皆一斉に『くの字』になるので、ヤッサが低く、そして弱くなる。


この村では
分かりにくいかもしれませんが本棒にはMAX11、12名入ることは可能ですが、8名にしているかと思います。


やはり適度に前の練り子と距離をとる事、練り子自らが考え、自分の足場(力を発揮しやすい場所)を確保することが大事です。


【じゃ、残った練り子(取り巻き)は何をしているのか】
まず[棒端]が残った練り子の人数や適所を把握し配置させる。また練っている練り子の足場を守る。

その[残った練り子]は配置された場所で自分の出番が来るまで、
今練っている練り子の足場を守る。
ここに交代要員はおるんやぞ!と
『声かけ、声だし、囃子』を徹底する。




そしてその手は遊ばすものではなく、役割がある。



ささえる



その練り子が頑張って練っているなら、ヤッサが重く腰が曲がりそうなら、

少し手をそえて、支えてあげる。

そうすれば、重いヤッサも少しでも軽くなる。
取り巻きに無駄な人員なんていない。



練り子、乗り子、太鼓、棒端、そして町民が一体とならないと強いヤッサは出来ない。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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