国語の力がついてくると、考え方も大人っぽくなってくるんだね。 | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

3月28日(火) 晴れ

 

 

 

マメ太は、国語が苦手です。

(現在は、「でした。」になりつつあります。)

 

<苦手の原因>

・  長文を読む速度が遅い。

・  どこに注意を払って読むべきか、読解の技術がない。

・  記述演習が少なすぎたため、自身の考えを適当な長さにまとめる力がない。

(語彙力・漢字・文法は大丈夫だった。)

 

サピックスで多少は鍛えられて選択問題はなんとか答えられるようになってきたものの、記述問題はかろうじて部分点をちょこっともらう程度…。

記述問題で完全な〇をもらうことは、一度もありませんでした。

 

 

組み分けテストでは、

理科・社会で稼ぎ、算数はなんとかクラス相応の実力であったマメ太。

(そして国語は10以上下回るという…)

そういう状態で上位クラスにいると、国語の授業はマメ太にはレベルが高すぎて全くついていけません。

 

バンバン発言をして、短い設定時間で記述問題を完成させていく同級生たちの中、国語の授業ではどうやらマメ太くん、完全に「お客さん状態」だったようです。

 

 

4教科の総合点でクラスが決まってしまうサピックスのシステム上、国語だけを下のクラスにしてもらうというわけにもいかず、結局上のクラスにお客さんとしてとどまること半年間…。

 

「そのうち…、いつかは国語も他の教科並みにできるようになるのでは…。」

などと様子を見ているうちに、

マメ太のカラータイマーは点滅しまくり、もう国語嫌いになる一歩手前まで来てしまっていました。

(11月からは、隔週で国語の授業の日をお休みしていました。)

 

 

塾のやり方が合わずに勉強嫌いになってしまうのでは、本当に本末転倒な話。

4教科をパックで教えてくれる総合塾に受け入れてもらうには、マメ太くんは各教科のバランスがあまりにも悪かったのです。

 

 

それで見つけた個人塾。国語(と英語)だけの専門塾です。

 

選択問題は一切やらず、記述問題だけをひたすらひたすら書かせる塾。

毎回4~5ページの説明文の要約(200字以内)も書かせます。

 

マメ太がそのやり方を気に入るかどうかわかりませんでしたが、大学受験までを考えたら、ましてや大学入学後のことを考えたら、論文を書くなど、論理的に書ける技術は本当に本当に大事。

短くまとまる技術はもちろん、数十ページにわたる文章を 書ける技術も身に着けてほしい。

 

 

中学受験だけのことを考えたらずいぶんと割高な個人塾でしたが、中学・高校・大学と、記述力で能力が測られる機会が増える未来への投資と思えば、必要な3時間/週 と納得できました。

 

 

2月から通い始めて2か月がたちました。

今のところ、さぼらず楽しそうに通っています。

 

マメ太の感想を聞いてみると…。

 

 にやり 「まあ、楽しいよ。」

 

 爆  笑 「ホント!よかった。」(ママ、ホッとする。)

 

 ぶー 「あ、でもママの想像する『楽しい』とはちょっと違うよ。」

 

 チュー 「え?『ママの想像する楽しい』って?どういう意味?」

 

 真顔 「ママはさぁ、『よし!ファイト!頑張れ~!ガンガン解くぞ~!』って言うのが楽しい勉強だって思ってるでしょ~。」

 

 照れ 「まぁ、そんな感じだねぇ!。」

 

 うーん 「そういうのも確かに楽しいっちゃあ、楽しいんだけどね。ボクはやっぱり、落ち着いて考えられる雰囲気の方が楽しいって思うかなあ。」

 

 

 びっくり 「( ^ω^)・・・」

 

 

 

日頃からマメ太とはタイプが違うなとは思っていましたが、ここまでとは…。

 

 

国語塾は私語禁止、発言禁止、ひたすら問題文の記述とその解説との繰り返し。

すごく、し~んと静まり返っています。

(アクティブラーニングの逆!?)

 

じっくり時間をかけて考えたいマメ太には、水が合ったようです。

 

 

それにしてもマメ太くん、 

冷静にママのキャラを観察できているんだね!てへぺろ

 

マメ太の洞察力と客観力は、間違いなく成長しているようです。ニヤリ