年始はハーブや仕事以外の話からブログを始めたかったのが本音。
ということで
社長の独り言ではありますが
ちょっと勉強になる話しをば、今更ながらさせてください。
禅問答か何かの公案(設問)の話しで、こんな話を聞きました。
ある男性が雪山で雪崩に遭遇。
雪に埋もれてしまったそうです。
どうやら幸いにも意識があったようで、一生懸命地表に出ようともがいて目の前の雪をかいて、脱出の努力をしましたが
結局の所、地表まであと30センチ。というところで
残念ながら息絶えてしまいました。
あと30センチで息絶えてしまったその理由を公案で「設問」されたようです。
なぜか?
なぜ、あとたった30センチだったのに。
医学的なこと、救出など物理的なことは別として「禅問」としてこうした設問を投げかけられ皆で考えるのです。
答えは
「あと30センチで地表に出れる、と知らなかったから」
もし、その男性があと30センチで出れる!と知っていたら
無我夢中で雪をかきわけていたでしょう。
しかし、知らなかったために雪をかきわけることをやめて、そのまま息絶えてしまったのです。
人は努力をしている真っ最中のときに
出口が見えないことがしばしばです。
先が見えないと辛くてやめてしまうということが多々あります。
努力しても報われないから、もうやめようと思っていても周りからみたら「もったいない。あと30センチなのに」と思われているかもしれないということです。
部活でも、仕事でも、結婚でも、治療でも。
なんでもそうだと思います。
もう少し努力して、頑張っていれば
過去とは違う状況が生まれて、本来望んでいたものを手にしているかもしれないのです。
2014年。
なんでも「あと30センチ」努力を忘れず、
頑張っていきたいです(o^-')b