アラバマ物語 To Kill a Mockingbird
ずっと観なきゃと思っていた「アラバマ物語」を観ました。人種差別が強く残る1930年代アメリカの南部、アラバマの小さな町を舞台にした、フィクションの裁判映画。白黒映画の古い作品です。昨年アメリカに住んでいた時に、アメリカ人の友人に勧められて少し本で読んでいました。難しい話なので10ページちょっとで挫折して先に映画を見ようと思っていて、そのままになっていました。本当に、見てよかった・・!!南北戦争が終わったあとも人種差別が残っている時代の雰囲気がすごく学べて、傑作でした当時の白人、黒人の人たちの空気を感じれる。差別が存在するこの社会自体がおかしいんじゃないの?と感じるほんの数人の白人の無力感とかも。ヴァージニアに住んでいた時に歴史を教えてくれていた先生が「アメリカの歴史において、ネイティブアメリカンとブラックアメリカンの人たちの犠牲を絶対に忘れてはならない」とおっしゃっていたのが印象に残っています。日本では、歴史の中で不名誉なことをあまり大きく伝えないようにしたり、出来事の悲惨さや悲しみを全面に出したりするけれど世界的には歴史の見方はそうではなくて、大きな失敗こそ、現代を生きる人たちが、なぜそうなったのか、どんな中身なのか。事実をたくさんたくさん学ぶ。人の感情ではなくて。そして、その時の誰が悪くて誰が辛かったとかは受け止めるけれど、自分たちがギルティを感じることはしない。日本人と感覚が違うなと思いました。映画鑑賞はやっぱり楽しいそして歴史を学ぶこともボケっとしがちな日々だけど少しずつでも毎日成長していきたいです