切ることは植物にとって大切なこと!レモンバーベナを切り戻しました | いつもの料理が生まれ変わる!スパイスとハーブの底力

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いつもの料理がもっと美味しくなるスパイスの使い方。庭やベランダが彩りと香りであふれるハーブの育て方。

レモンバーベナは名前の通り、レモンの香りがするハーブです。
1つの節から3枚出るの細長い葉っぱが特徴です。

レモンバーベナ

レモンバーベナ

和名
コウスイボク
科名
クマツヅラ科
利用部位

和名のコウスイボクは、レモンバーベナの精油が香水などの香り付けに使われることに由来しています。

レモンの香りがするハーブの中でも、すっきりとくせがないレモンの香りがします。
とてもいい香りですよ!

ホームセンターで見かけることは稀ですが、大きな園芸ショップやハーブ専門店などで売られています。
ハーブティー用として乾燥品も売られていますので、気になる方はチェックしてみてください!


先日、うちのレモンバーベナさんが荒れ放題に伸びてしまっていたので、切り戻して形を整えました。


切り戻しは植物の形を整えたり、葉や花の数を増やしたりする際に行います。

植物は頂点(頂芽)が優先的に伸びていきます。
頂芽優勢というやつです。(理科で習いましたね!)

この頂芽を切ると、今度は脇芽の生長が進みます。
多くの植物は脇芽を葉の付け根の節から出しますので、1つの節に複数枚の葉があれば、それだけ脇芽が出て来ることになります。

株が荒れる前からきちんと切り戻しを行っていると、株の形はキレイになり、葉の数も多くなります。
反対に、切り戻しをさぼっていると、脇芽が育たず、頂芽ばかり伸びて荒れしまい、葉の数も多くなりません。

切ってあげることは植物にとっていいことでもあるので、切り戻してあげてくださいね!


で、こちらが荒れ放題伸び放題だった、うちのレモンバーベナさんです。

レモンバーベナ


もうどこが頂点なのかわかりません。
形の良い若い脇芽を残してカットしました。

こちらが切り戻し後のレモンバーベナさん。

レモンバーベナ

株元に近い若芽を残して思いっきり切りました。
とてもすっきりしました。

本当はもっと株元に近く、まっすぐ上に伸びている芽を左右対称に残したかったのですが、剪定をさぼって来たのでこれらの芽が最良の芽でした。


剪定した枝からはしっかり葉っぱを回収しました。

レモンバーベナ


収穫した葉っぱは乾燥させました。

100均に干し野菜などを作るためのネットが売られています。
写真のネットはダイソーさんのもの。

レモンバーベナ

ホームセンターにも売られていますが、1000円近くするので、100均がおすすめです!
風通しの良い日陰で乾燥させると、数日でカラカラになります。

レモンバーベナ

充分に乾燥させたら、(できればシリカゲルなどを入れて)ビンで密封して保存します。
ハーブティーにして楽しみましょう!


ということで、
・レモンバーベナはいい香り
・切り戻しは大切
でした!

切り戻しの仕方は植物によって異なりますので、お悩みの際はお声がけ下さいね!