前回 (←の記事)から久しぶりに映画のお話を。といっても、あれからそんなに映画館に行けてないんで今回は3本です。もう映画の雑誌やwebの映画評などもほとんど読まなくなっちゃったんで、作品の評判とか、監督の過去作品とか、役者さんのこだわりとか、ほぼありません(笑)。映画館の前に立って上映時間で決めたとか、映画が始まる前の予告に惹かれたとか、たまたま試写会が当たったとか…直感勝負、行き当たりばったりな覚書。タイトルをクリックするとオフィシャルサイトへGO!


僕らの未来へ逆回転 」…妙な邦題ですが、原題は「Be Kind Rewind」で「(ビデオテープを)巻きもどしてね」っていう意味なのだとか。アメリカの小さな町にある小さなレンタルビデオ屋さんが舞台。いまやとっくに時代遅れなレンタルビデオ屋さんで、貸し出し用のビデオテープが磁気で中身が全部消えちゃった!(←この辺もあり得ないおバカな展開)もんだから、さあ大変!!何も知らないお客はテープを借りにやってくる…絶体絶命のピンチを切り抜けるため、急遽その場しのぎの「自作自演リメイク・ムービー」を撮ったら、そのリメイクが大人気になって、というコメディ。「ゴーストバスターズ」「ロボコップ」「ライオンキング」「2001年宇宙の旅」などなど、名作の数々がその場の勢い?で「リメイク」されていくドタバタが笑っちゃう。さらに、もう一つのストーリー、伝説のジャズピアニスト・ファッツ・ウォーラーの物語も見もの。「なんじゃこれ、ひどいなぁ~!あはは!」って笑い飛ばしちゃって、ちょっぴりホロっとして…っておきらくな1本。あ、ちなみに我が家ではビデオも現役です!


天国はまだ遠く」…これまた予告編で惹かれました。チュートリアルの徳井義実さんと加藤ローサさんというキャスティングも興味深かったりで。予告movieにもあるように「いろいろ考えたけど、もう終わりにします。さようなら」と思いつめたヒロイン・千鶴がやってきたのは、山奥(ロケ地は京都府宮津市)の民宿「たむら」。ほとんどお客もこない民宿にて自給自足の生活を送る主人・田村とともに田舎暮らしを重ねていくうちに、だんだん千鶴の心も癒されていく…。どうということない田舎の生活を淡々と送る中にも、千鶴が再生していく様がちょっとした二人のやり取りや仕草などで細やかに描かれていて、いつしか自分の心も浄化されるような気がした作品でした。


DISCO」…「天国はまだ遠く」の劇場のチラシで知って、どーしても気になって見てきました。これまたおきらくなフレンチコメディだけど、個人的には今年見た中でいちばん好きかもしれない1本♪黄金の80'sPOPS好きにはたまらないですー。EW&F、ビージーズ、ドナ・サマー…そりゃもうじっとしてられないでしょう(笑)。

ストーリーは、かつてのディスコキングだった「ビー・キング」のメンバーたちも、いつの間にか40歳…小さな港町で、皆それぞれ事情を抱えた“さえないヲヤジ”になっていた。そんなある日、ビー・キングのかつての栄光もよく知る地元のクラブオーナーがディスコダンスコンテストを開催すると発表し、ディディエ(フランク・デュポスク)に「出るよな?」とけしかける。ディディエも仲間たちを口説き落とし、美人バレエ教師フランス(エマニュエル・ベアール)にコーチを頼み、ディスコの大特訓を始める。ディスコなのになぜバレエ?かというと、“基礎から特訓”なんだそうだ…ほんとかよ?みたいな(笑)。ディディエとフランスの淡いラブコメのような気配も織り交ぜつつ、「そんなのありか??!(爆)」な展開もありつつ、果たしてビー・キングの3人はディスコ大会で優勝できるのだろうか??というお話。

選曲はもちろんのこと、急な坂道がある港町の風景だとか、ディディエのジャージ+ショッピングカートというヲイヲイなゆるダサファッションとか、バレエ教師フランスの良家の子女ぶりなどなど、リアルでこじゃれたディテールも私はツボでした。そうそう、ディディエがバレエ教師のフランスに、「ディスコダンスはハートで踊るのさ」なんて満面の笑みをたたえて言っちゃうんですけど、この台詞を聞いて私はふと「歌はハートで歌うもの」とのたまう日本の某国民的グループ5人組のリーダー・N井くんみたいなこと言ってるしーと思っちゃいました(笑)。ええ、そんなこと言ったってフランスにビシビシしごかれるんですけど、ね。フレンチコメディと80'sPOPSが好きな人にぜひ。


↓エマニュエル・べアールのH&MのCM。かわいい&セクスィー☆