昨秋、学友のO君が亡くなった。まだまだ先がある…というのは勝手な思い込みで、
人はいつ、どういうかたちで旅立つか分からない。
11年前、僕たちが今の山住まいを始めるに当たって、信州・松本で庭師をしている学友のM君に一月ほど滞在してもらい、山林である住まいの周りを幾らか整えてもらった。丁度その時、九州・大分のO君から「仙台で会合がある」と電話があり、山でウン十年ぶりに再会を果たしたのだった。
その、我が敬愛する庭師O君に“今のうちにもう一度”会いに、信州・松本を訪ねたのである。

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学生時代から何度も訪ねている松本ではあるが、用件中心であまり観光はしていなかった。
いずれにしても、ずっと松本は住んでみたいと思う町であったのだが、
今回は歳のせいか道が判りづらく感じ、道を間違えて家族からブーイングを出されるたびに、
少しだけ住みたくない町だと思ってしまった(冗談)。

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今回の松本行きは油断をしてしまった。
福井から合流するY君を含め浅間温泉を予定にしていたのだが、ビジネスホテルさえとれない。
そうです、あの小沢征爾さんのサイトウキネンフェスティバルの期間だったのです!
2日目も苦労してやっとビジネスホテルの最後の1部屋を抑える事ができました。

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翌朝小雨模様の中、松本城まで散歩してみました。

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松本城についての、観光ガイドのホームページからの抜粋です。
{文禄(1593~1594)時代に建てられた五重六階の天守閣は、城の中では日本最古です。
幾たびかの存続の危機を、市民の情熱により乗り越え、四百余年の風雪に耐え、
戦国時代そのままの天守が保存されています。}

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お堀に近づくと。大きな鯉たちが出迎えてくれました。
朝食前だったので、とても美味しそうに見えました。ゴメンナサイ…。

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お堀の西側は、山女さんの情報通り蓮の花の盛りでした。
小雨に煙るグレイ調の風景と渋いモノトーンの松本城に、
蓮の花の淡いピンク色が旅人の心を慰めてくれました。
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