異常気象が続くなかでの農業への設備投資。
2019年の全国の年平均気温が基準値を0.92度上回り、観測が始ま
って以来の120年間での最高値を記録したというニュースもある本年。
そんな状況を踏まえていえること、それは今年のような天候が今後も続
ということです。そんな時代の農業への設備投資について❝​風水害に強い
というアウトドア仕様の機械や計器類や施設類を普及していくほうがより
現実的なスマート農業なのかもしれませんよ​
 と、2017年に書いた分
ですが、やはりその見解はあたっていたなと自画自賛しつつ、来年からの
設備投資についてのご参考として よろしかったら。

 ↓

『異常気象が続くなかでの農業への設備投資/2017年分

このような極端な天候になってきている日本において、そして比較的予想
がしやすいと思わざるをえない台風の進路でさえいまだに進路の予報さえ
もなかなか確定できない現実[先日の台風5号の進路の予想さえ各機関

議論百出でしたよねー]のなか
にあって、

むずかしくなっていくのは・・・そう、農業を営業していくにあたっての
設備投資です。なかでも スマート農業というくくりのなかで語られるこ
との多くなっている高額な設備投資です。

それはたとえば

あれば便利であるにちがいない最新機能を備えたトラクターやコンバイン
などの農業機械。ボタンひとつであるいは遠隔操作で自動で稼働する器械
類を備えた温室施設。それに気象に関する精緻なデータを集積するために
圃場に設置する自動計測機械などなどです。あ、もちろんドローンもはず
せませんね。

しかし問題はそれらの価格です。このような通常よりも高価な機械や計器
類を用意する設備投資・現状のモノよりもはるかにお金のかかる設備投資
というものは、

このところよく見聞きする たとえば風速60メートル超になることも普
通になった観のある大型台風の強風のなかにあっても、無事に[いわゆ
るどこ吹く風と]耐えることができるのでしょうか。
これまでよりも確実に回数も増えてきた大雨や100ミリを超すことも普
通になったゲリラ豪雨によりひきおこされるであろう水害を[蛙の面にし
ょんべんと]と平気でやりすごすことができるものなのでしょうか。

そのあたり、おおいに心配になります。ちなみに写真の新聞記事は7月の
九州北部豪雨のものですが、大量の流木やがれきを伴った泥流が農村部に
流れ込んでいる様子がうかがえます。


               


こういった状況に接するにつけ・・・想いおこされるのは
台風銀座といわれる南九州において、これまでに体験してきた竜巻被害や
幾多の台風の強風被害や洪水被害の及ぼす[標準的な値段の]機械類や施
設などの被る被害です。悲惨ともいえる金銭的な損害です。

そのような現実を見てきただけに、どうしてもより高額になるスマート農
業の設備投資の問題が気にかかってしまうのです。

ということで今回は このところ政府によって喧伝されるの多くなったい
わゆる“スマート農業” というものは、「異常な気象があたりまえになり
つつある気象
の環境下においては[経営者にとって]負担がおおきすぎ
るものになる
のではないのかという ある意味お節介なおはなし でした。


晴れ そういった意味で考えれば・・・むしろ風水害に強いという
  アウトドア仕様の機械や計器類や施設類を普及していくほう
  がより現実的なスマート農業なのかもしれませんよ。そう、
  たとえば水陸両用トラクターやイザとなったら施設全体が水
  に浮くトマトハウスみたいな/笑。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

 

 

 

 


 

 

暖冬傾向のなかでのハウス作物の施肥管理。
2019年12月25日分のDМより、暖冬傾向のなかでのハウス作物の施肥
管理の おはなしと なります。  
 



上記の分のなかにあり、このブログの追肥管理でも ❝安全でよく効く❞という
表現を使って、文中に でてくる多木有機液肥ですが、

 

電気伝導度計で希釈液を測定してみますと、上記のグラフの数値にありますよ
うに一番下にある 無機液肥と比較してEC値が低い傾向にあるのがわかります。

  EC値があがらない = 植物体にやさしい

ということを数値で表した実例 と いうことで紹介させていただきました。

また根の張りの不良と徒長や葉の厚みを増す対策としてマグホスやカルミタス
のマルチの内側や、通路部分への追肥施用もひきつづきおすすめしていますの
で、興味を持たれた方は ​こちら​ をご覧ください。


 作物の生育に応じた基本的な追肥の考え方である「いまどんな肥料
  をやればいいのか」の回は ​こちら​ です。

  51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

 

 

 

 

 



 

薬剤耐性菌で国内で8000人の死者だというのに。
術後の方や高齢者、免疫が落ちた方などが感染すると、重症化して死亡す
るリスクが高まる薬剤耐性菌。 米国では年間3万5000人以上、欧州
では3万3000人が死亡しているとの推計が発表されているほどの、あ
る意味人類にとっての重要な課題であるともいえる この薬剤耐性菌問題
の日本での死亡推計数なのですが・・・これが ずっと不明のままでした。

その不明であった死亡感染者数が、国立国際医療研究センター病院(東京)
などの研究チームによって[代表的な2種類の耐性菌について]全国規模で
はじめて調べられ、その結果が本年12月05日に公表されました。その
死亡者数ですが、これがなんと・・・

  2017年には日本国内で8千人以上が死亡

というもの。1年で、 2017年の1年間だけで8000人!​ という
ショッキングな数字です[代表的な2種以外もあると思われるので現実に
はもっと大きな数字になるかと]。

この事実を知って、個人的に死者数の多さに驚かされたのですが、それ以
上にもっと驚かされたのが・・・この事実に対しての いわゆるマスコミ
の取り上げ方の熱のなさ。たとえばこの発表に関する新聞記事は第3面に
掲載されているという 文字通りの三面記事扱いなんですもの。

 宮崎県版の新聞記事 →  

こういったニュースを扱う マスコミの方々の身内のご家族やご親戚にも、
いわゆる院内感染にかかった人も多いはずだと思うのですけれど、ねえ。
[この記事の扱われ方には]なんとも信じられない思いで いっぱいです。

さらに今回の、この記事には特徴があります。それは人間の抗菌薬の話が
ほとんどで、以前から問題視されている家畜への抗菌薬使用の話が、全く
語られていないこと。・・・ヒトの医療研究センターチームによってまと
められた調査ですので、マスコミの方々としては 今回はヒトのはなしを
中心に報道されたというかんじなのかもしれませんけれど、せめてネット
ニュースなどでは扱ってほしかったなと個人的には思ってしまいました。

その傾向、無関心とも思われるようなこのニュースの扱いは、新聞発表
された6日以降においても、地方版でも全国版でも、そしてネットニュー
スなどでも、同じなのです。

       
そこで・・ 注意を喚起するかんじで、わかりやすいこの図を使った、
家畜も含めた抗菌薬の適正使用の話の回は、こちら

ということで今回は、現実に国内で年間8000人の死者を出してい
るというニュースに合わせる形で、
「2020年までに抗菌薬の使用量を2013年の3分の2にまで減
らす」としている政府のつくった行動計画の達成予定の年も もう来
年に迫っていますよね、安心していてだいじょうぶなんですよね、と
いうおはなしでした。


晴れ さらメシ・農家メシ・世界のオベントに天野君と天野君に負けじ
  と女子アナがたべる番組などなど、まるでなにかに憑かれたかの
  ように、平日のお昼の時間に  食の番組ばかりを放送しまくる 
  NHK。ときどきでいいですから、たまには 家畜への抗菌剤の
  話とか、家畜の飼育場所から発生する排水問題なんかも取り上げ
  てほしいとおもうんですけれど。N国さん、なんとかなりません
  かね。
   
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」​​

 

 

 

 

 

畜産用抗生物質2種が規制された2018年。
抜き差しならぬ段階に入ってきた耐性菌問題の対策 として、2016
年の4月に官邸で開催された「国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚
会議」で決定された行動計画に基づき、​2018年11月に産用抗生物質
2種が使用禁止とされました。前回にひきつづき、次回の参考資料として

2018年12月分の再掲載となります。



​​『畜産用抗生物質2種が使用禁止になった/2018年12月分』​​

三重県で開催された伊勢志摩サミットの議題関連として、2016年の
4月5日に官邸で開催された「国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚
会議」で決定された行動計画に基づき、
国は豚や牛など家畜の飼料に混ぜて使う2種類の抗菌薬の成長目的での
使用を国内で初めて禁止にしました。

禁止すると発表されてから、実行されるまでに約1年ほどかかったわけ
ですが、とりあえずは よかったです。

禁止された理由は・・・抗菌薬(抗生物質)が効かない耐性菌の広がり
を防ぐためですが、 そんなニュースを扱った11月18日付の朝日新聞の
第一面の写真が こちら です。


 第一面   記事はこちら 

そしてこちらが、その記事の部分的な拡大映像 と なります。

             

記事にいわく今回禁止された薬は コリスチンとバージニアマイシン。
なかでもコリスチンは日本国内で流通する飼料添加物の約1割を占める
とされています[2016年に添加物として使用された抗菌薬は228トン]。

・・・2013年の時点で耐性菌による死者は 世界で70万人超[厚生労
働省]であり、2050年には死者が年1千万人に上るという推計 もある
耐性菌問題。 欧州連合(EU)では現在から遡ること10年以上も前の
2006年に成長促進目的での抗菌薬の使用を禁止しているだけに今回
の日本政府の措置は遅きに失した感があるものの、それでも もちろん
規制しないよりはずっといい っていうところですね。

そしてこの記事の文中にある「食品や排せつ物を通じて人にも広がる恐
れがあると判断した」という一節ですが、これをわかりやすい図で説明
すると


        

こうなります。そして今回の措置にプラスするかたちで、付け加えると
したら、この2種類以外の抗菌薬の規制問題です。

農水省によると「飼料添加物として認められている抗菌薬は23成分。
そのうち15成分はリスクは無視できると考えられ、 残りの8成分が
評価中」ということらしいでので、 個人的には ここはひとつ遅れた
事態を早急に挽回するためにも いっきにぜーんぶ禁止 なんて措置に
突っ走ってほしいものだなと どうしても おもってしまいますね。

ということで今回は、耐性菌が身近な問題となってきたからには[農業
といういち産業を守ることよりも]家畜の成長促進目的での抗生物質の
使用禁止をよりいっそう推進していこう、併せて抗生物質を使って飼育
された家畜のふん尿の農業利用についてもEUなみに規制していこう
いまそれが日本の国民のひとりひとりの健康と生命を守るためには必要
なのだというおはなしでした。


晴れ 切り札とされるコリスチンが効かない「スーパー耐性菌」も、​
  日本ではすでに 2016年には確認されている[​こちら​]と
  いう現実もあるわけですから規制は早ければ早いほどよろしい
  のではないかと。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」​​​

 

 

 

 

 

 

耐性菌対策のための日本政府の取り組み。

耐性菌問題の状況が抜き差しならぬ段階に入ってきたのかも と書いた
2016年09月分ですが、次回分関連で再掲載です。よろしかったら。



『耐性菌対策のための日本政府の取り組み/2016年09月』

三重県で開催された伊勢志摩サミットに先駆けて、日本政府は 「国際
的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議」を4月5日に首相官邸で開き、
行動計画を決定しました。


のののののの

もちろんこれは、抗菌薬を大量に使うと薬が効かない薬剤耐性菌が増え
るのを防ぐための措置ではありますが、注目すべきは

 ■ 政府という行政のトップで行動計画が作成され

それに加えて

 ■ 減らされる抗生物質の量の数値目標が決められた

ということ。

かねてよりの世界保健機関[WHO]からの要請があったからとはいえ、

 ■ 使用される抗菌薬の量を20年までに現行の3分の2まで減らす

という具体的な期限まで、しかもヒトの医療現場のみならず 畜産という
農業分野にまで踏み込んで設けられたこと
に、個人的には驚きました。


だってEUのように家畜に使用する抗生物質の種類を規制していない
はおろか、現在家畜に使われている抗生物質の量さえ把握していないと
おもわれる
 この日本で・しかもいきなりの規制計画 ですもの。

これは、今までの経緯を考えれば ほんとうにびっくりものですよ。

裏を返せば・・耐性菌問題が抜き差しならぬ段階に入ってきたのかなと
ちょっと恐ろしくもありますが、今回の計画が なんとかスムーズに
絵にかいた餅のようにならぬよう]実行に移されることを 国民の
ひとりとしてねがうばかりであります。

つづく。


晴れ 『風邪をひいたら養殖魚をたべさせときな』なんていうブラッ
  クジョークに象徴される農水産業で使用される抗生物質の量に
  ついてのおはなしは こちら 。
  安心・安全というかけ声のもとに、耐性菌をふやすことになっ
  てきた原因かもれない家畜ふん尿を全国の圃場に撒き続けてき
  たおはなしは こちら


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」    

 

 

 

 

 

 

大量の有機物による環境破壊は、こんな場面にも。
深刻な漁業被害や樹木を枯死させてしまうほどのフン害をもたらしてい
るカワウのはなし[​こちら​]の関連として、南方熊楠と昭和天皇 所縁の
神島[​こちら​]関連の回を再録しました。2011年分ですが ご参考に。



​大量の有機物でおこった環境破壊のいち例/2011年11月分​​

昭和天皇と南方熊楠ゆかりの神島・・・その神島の植生および島の形が
危機に瀕しているのをご存知ですか? 

原因は1990年ころからはじまった島への大量の有機物の搬入です。

そう聞くと、いったいだれが、そんなにたくさんの有機物を島に持ち込
んだのだろう・・・と思いますよね。じつはその犯人は、人ではありま
せん。自然界にいる鳥たち・・・じつに1200羽以上にもなるという
ウミウとカワウ、さらに一部はヒメウからなるウの混成群のなせる現象
なのです。

そう、神島の貴重な自然の木々のなかで営巣し始めた海鳥たちのもたら
すフン、その多量のフンによる害が、現在進行形で神島の自然環境を壊
しつつあるというわけですね。

その環境破壊の状況ですが、まずはフンの汚れで 木々の葉や幹が白く
覆われ、光合成がおこなわれにくくなることから始まります。その後は
地表へのフンの集積による水分の浸透が不足気味となり、加えて土壌そ
のものの富栄養化や酸性化、さらにはや一部の成分の異常集積[塩素やナ
トリウムやカリなど]の影響による各種微量要素欠乏の発生による植物体
そのものの生育不良が進行していきます。

結果として、一部の木は季節はずれの落葉をおこし、一部の樹木はすで
に枯死。根を張ることによってその島の土壌を支えていた樹木がなくな
ることによって、島の斜面崩壊なども現実として起こってきているとい
うわけですね。

そこで対策です。

こういった神島の状況をみて、2011年現在、和歌山ではつぎのよう
な対策がおこなわれていますよ[なんといっても神島は、島そのものが
天然記念物なのですから]。 新聞記事でおってみます[注・2019年
現在残念ながらリンクは無効となっているようです]と
 
 ■ 神島にふん害 テグス糸の再設置検討(2010年1月28日)
 ↓
 ■ 神島にテグス糸張る 田辺、鳥のふん害防止に(2010年2月9日)
 ↓ 
 ■ ふん害にテグス効果 国指定天然記念物「神島」(2010年7月7日)
 ↓
 ■ ふん害防止で釣り糸張る 天然記念物の神島(2010年11月11日)
 ↓
 ■ 神島でまた斜面崩落 9月の台風影響か(2011年10月7日)
 ↓
 ■ 鳥類の飛来防止にテグス 天然記念物の神島保全(2011年10月29日)

といったぐあいになりますが、熊楠ファンとしては なんとかこういった
対策が功を奏することを願っている次第です。


お化け このまま食料輸入を続け、その残渣を“​まずは土づくり”とばかり
  に、土中に投入しつづけていくものだとするば・・・日本列島も
  いずれは神島の二の舞に?

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg本当は危ない有機野菜」「夢で終らせない農業起業」​

 

 

 

 

 

 

フン害で樹木が枯死したりする被害もある。
深刻な漁業被害や樹木を枯死させてしまうほどのフン害をもたらしている
カワウのニュースが12月08日の産経新聞で配信されています[​こちら​]。
そのような ❝過ぎれば害❞❝過ぎたるは及ばざるがごとし❞ 的なおはなし
の回がこちら。よろしかったら、ご参考までに。

 ↓

『ミネラルが効かなくなる理由/わけ。』

土壌検査をしてみると、圃場の土のなかに作物の成長に必要なはずの
ミネラルの量は問題なく充分にあるはずなのに、いざ作物を栽培して

みると

 それでも苦土やホウ素・石灰が効きにくい

といった生育をしがちな作物のケースも、よくあります。さらに効き
にくいといった程度ではなく

 苦土欠乏やホウ素欠乏・石灰欠乏がおこる

というはなしをつづけてまいりました。そしてその原因がミネラル間
拮抗作用[派閥争い]にあり、そしてそんなミネラルのなかの派閥
の領袖がカリであるというところまで すすんでまいりました。図示
するとしたら



のののののケンカに強いカリ


まあ、こんなかんじ。

そして こういった[カリとのケンカに弱い]苦土や石灰の欠乏が
あらわれるときには、

 欠乏症状を呈する苦土や石灰といった成分を補う

という方法を 説明してきました。

が、じつはもうひとつ、苦土や石灰の欠乏がでないようにする考え方
があるのです。その セカンド・オピニオン的な方法 が これ 。



のののののSSCN0290.JPG 


そうなんです、 カリの施用を抑えていく という方法ですね。派閥
の人数を減らしちゃうとでも たとえるような方法となります。

現実には

『土の物理性や生物性、そして化学性に問題がある圃場の土壌の改良
 には、カリが多くなりがちである家畜ふんが原料のたい肥の使用を
 控え、ヨシやカヤ、ススキなどのケイサン分に富んだ植物を材料と
 したたい肥による土の改良を数年にわたって続けていくというのが、
 なによりの対策です。』

といったことを説明しているこの回 や、たい肥の変遷を説明してい
る ​この回​のような対策をとります。


晴れ 土を肥やすことばかりが喧伝されがち な農業の世界ですが、
  ときには減量するとも大切なのではないのでしょうか、とい
  うおはなしでした。
  今回のはなし・・・人の健康問題に置き換えて考えてみる
  も、よいかもしれませんね。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜
 

 

12月になっても蚊。12月になってもアマガエルとは。

前回分とあとさきになってしまいましたが、

こちらは 12月04日分 と なります。

 ↓
11月中旬に「秋がなくなってしまったかのような気候。​こちら​」
を載せたのですが、ひきつづきとして 本日朝のできごと。

ラベンダーやシキミの挿し木の鉢の、挿し穂の具合を確かめよう
としたところ、そこにいたのは

    

いまたしかに12月なのに。ふつうに日光浴するアマガエルくん。


    

冬眠してあたりまえのこの時期に、いまにも鉢から跳びだしそう
な、活動的な姿をみせる このアマガエル君の姿って いったい。

本日宮崎県地方は晴れてはいますし、またいまの時間が日の当た
る午前11時ジャストの時刻ということを割り引いたとしても、

平年であれば、たとえアマガエルをみかけたとしても、それは冬
眠中に起こされて不機嫌にちぢこまっている・・なんて ことが
あたりまえだというのに、驚かされる出来事です。 そういえば
先週末の庭木の剪定時、午後にはいるやいきなり数匹のヤブ蚊に
も襲われましたし、さすがに12月にはいってもこんな状態とは
これも初めての体験です。

おもえば 全世界的な高温傾向に対して欧州議会が気候非常事態
を宣言をしたのが つい2・3日前の11月の30日。
アマガエルもヤブ蚊も、そんな異常な気象状況を具現化した事象
なのかもしれません。

ちなみに農業生産関係では 11月の末に発表された2019年
産米の農産物検査結果[10月31日時点]が公表されましたが

    

2018年の前年産に比較すると、ことしの高温の影響で白未熟
粒が発生した影響から、一等米比率が7.4ポイントも低下して
72.9パーセントであったことが 公表されたばかりです。

といったわけで
・・・12月にはいり、身近な場面やメディアのニュースなどで
の 本年の異常な気象ぶりを振り返る機会が ふえるわけですが、

 ひょっとして来年はもっと高温になっていくのではないのか
 巨大台風の発生や襲来する機会がふえていくのではないのか
 あらたな害虫被害に加えて
 作物自体の生育に対する障害が 増えていくのではないのか

などといった懸念は、減るよりも増えていきそうな師走となりま
した。


晴れ 「手遅れになる前に、気候変動の脅威と戦い、封じ込める
  ための早急な具体的行動」を取るように、文中の欧州議会
  は 加盟国や関係機関に求めていくということですが
  これらの対策による効果が あらわれていくのを祈るばか
  りです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」    

 

 

 

 

 

師走にほの暗い空間で咲くお花といえば。
道路に面した表側の長さは狭いものの 奥になが~い、いわゆるうなぎ
の寝床みたいな、町屋の中庭の きれいに剪定して 樹形をつくられた
樹木の下などの やや暗い空間にて、

12月のこの師走の時期に、まるでぼんやりと空中に浮かぶ白い珠のよ
うに咲くお花。陽が沈むころの 仄暗い灯りのなかでみると ちょうど
空間に漂うオーブのようにも見えるお花・・・

     
      

余談ですが、昼間の時間にアップにするとけっこう明るい感じに映って
しまってちょっと いま書いてる文章とちがってきたな、と あせらさ
れてもしまう このお花/笑・・・

      

これが いまの時期に満開となる ヤツデのお花 です。

このヤツデ、自然の状態であれば関東以西の、おもに海岸近くの森林
のなかなどの、日当たりのあまりよくない森林のなかで自生していま
すが、 
その暗い空間において花茎を含めてよく目立つお花を咲かすのは受粉
に利用するためのハエやハチにアブ、そして夕刻から夜間にかけては
蛾などの昆虫たちをあつめるための戦略であるのでしょうね。

ということで今回は、 咲く種類のお花がすくない師走の時期に咲く
ヤツデのお花のご紹介でした。

ちなみにこの写真のヤツデ。     
きれいに剪定されているイチイガシ[大天狗も樹上にいそうな]の巨木
の根元に植えられてます。


晴れ ヤツデの別名、それは テングノハウチワ。 昔ばなし
  などの絵本の天狗さまの手元をみると、たしかにヤツデ
  状のウチワをお持ちになってますが、そんな話は次回へ。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「地里山複合大汚染」​    

 

 

 

 

 

血の池地獄か と 思ったら。
11月の とある朝。ネットをみていて、 ぁあ大分の別府の血の池
地獄の写真だな、別府の観光といえばまずは地獄めぐり[​こちら​]だか
らなぁ、と かってにおもってしまった映像が こちら ↓ 。

  

しかしなんだか、様子が違う。

別府観光の目玉である、地獄めぐりの血の池地獄の景観はこんなんじ
ゃないぞと気づいて、記事の文章にアクセスして びっくり。
じつはこの写真は、お隣の韓国のアフリカ豚コレラ(ASF)に関する
映像だったのです。

その記事の驚きの内容がこちら↓ 。

 ❝アフリカ豚コレラ(ASF)が流行している韓国で、殺処分された
 大量の豚から出た血が北朝鮮との軍事境界線近くを流れる臨津江(
 Imjin River)に流出し、川の水が赤く染まった。
 
というもの。

日本で発生している豚コレラとはちがってワクチンが存在せず、感染
拡大を阻止する方法としては唯一は豚の大量殺処分しかないアフリカ
豚コレラ(ASF)​。そんな感染力の強い感染症の処分処置法がこれほ
どルーズだ[体液に触れたら感染するのに]と知って、映像で一度・記
事見て再度驚かされました。

 追加の写真 →    

前回再録した[​こちら​]、 2011年の口蹄疫+鳥インフル発生時の
営農、行政・・全て機能停止』とまで形容されたあの韓国でおこっ
た大惨事の教訓は いかされてないのかと、おもわずにはおられない
話です。そして・・残念ながら思いましたよ、韓国の防疫体制の現状
がこれなのなら、いずれ日本でも発生してしまう可能性は大だな と。

なんといっても地勢的には 九州と韓国はお隣り。福岡県などは東京
にいくよりもずっと韓国のほうが距離的には近いのですからね。

ということで今回は いま記事を読み返ししても、いかりやの長さん
の名セリフである だめだこりゃと思わざるを得ないニュースについ
てのご紹介でした。だって、こんな過去もある。↓

    ■ 2011年の韓国の地下水汚染の回は ​こちら​。
    ■ 家畜ホロコーストが起こす環境汚染の回は ​こちら​。


晴れ  自分ちに例えたらですよ、いいすぎかもしれないけれど
   たとえばお隣がゴミ屋敷だったら・・みたいな話と共通
   する点もおおいにあると思うんですよね、この映像は。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜