シマちゃん騒動記[酷暑の夏の思い出]。
次回分の関連として、過去2回分のブログをまとめて掲載です。
 ↓

そのいち
9月にはいったというのに、まだまだ暑い夏。そんな酷暑残暑の
続く南九州の午後3時。 お茶の時間にクーラーをかけた室内で
コーヒーをのみながら、なにげに外をみていたそのとき。
事務所の前庭においてある 高さ50センチ・直経60センチの
大きな鉢の水抜き穴付近に、なにか動くもの・・・ おそらくは
生き物の姿が見えた。

熱くなっているはずのアスファルトの表面をバシバシと叩きつけ
ている、なんだか黒っぽい鞭/ムチ状の物体。鉢の大きさからいっ
て、おそらくは 40センチくらいの、細長い生物。

遠目でみていて、それはいままでにみたことがない生き物・・。

ということで、おっとりがたな[おっとりカメラですね笑]で、店
から飛び出し、謎の生き物の様子を まじかでみれば・・・・

なんと これは ヘビ。シマヘビです。


  

シマヘビの尻尾がその謎の生物の正体なのでした。

焼けるような暑さになっているアスファルトの表面を打ちつけつ
づけるヘビの尻尾。

元気があってよろしい・・・なんて思えもしますが、この様子は
ただごとてではない。ということで、ちかくによってまじまじと
観察してみれば

 

水抜き穴より、どうみてもヘビ・シマヘビの胴のほうが太い。

  

どうやら 暑さ対策として、以前には楽々はいることができ
ていた植木鉢の水抜き穴が、成長したいまとなっては想定
外に小さくなっちゃったがために・・・、
入ることはおろか、引き返すこともできなくなって、苦しんで
いる状態にちがいないと、わたくし判断するに至りました。

  

とうのシマヘビにしてみれば、苦しい腹部の圧迫に加え、困る
のは盛夏の太陽に熱せられたアスファルトの熱高温。時間が経
過するとともに、きっと息も絶え絶えになってきているにちが
いありません。その証拠にあんなにはげしく鞭うつかのように
激しくアスファルトを叩いていた尻尾というか、ヘビの下半身
の動きが、じょじょに弱くなってきているのも感じられはじめ
たのです。

これはいかん、とにかく早く 急いで助けねば・・・つづく。

それにしても どじっちゃいましたね、シマちゃん[こちら]。
賢いはずのヘビにしては、今回のこの失態。やっぱり酷暑のせ
いだとおもわざるを得ないかんじなのでしょうね、この状態は。


晴れ 前進するときに 体表面にあるウロコを立て、地面
  に引っ掛けることもするヘビ。だから頭を方向転換
  できる空間がなければ、バックはできず、いちど頭
  からはいった穴からはでられない・・という話があ
  ります。実際に石垣にはいっているヘビを引っ張っ
  た経験が数度あるのですが、ほんとに引きづりだす
  ことはかないませんでした。 ということで今回の
  救出方法やいかに。。

その2

小さかった頃の涼しさの思い出を求めてか、かつて過ごしたで
あろうところの植木鉢の底に避暑の場所を求めた結果・・・前
にも後ろにも進めずに七転八倒する苦しさにおちいってしまっ
たシマへビのシマちゃん[​こちら​]。

そんなシマちゃんの命にかかわる危機の現場を目のあたりにし
て、その救助法をかんがえねばならなくなった自分。後退する
ことができないというヘビの生態からかんがみて、とりもかく
にも、頭部のほうから引き抜くしかない!とかんがえるに至り
ました。

で、まずは鉢を横にして、植わっている木の根が回っているこ
とを祈りつつ、植木全体をひっこぬいて[成功!]

  

内側からシマちゃんを引っ張るけれど抜けず。で、これはいか
んと、暴れるシマちゃんの身体に触れぬようにプラ鉢に鋸で切
れ目をいれる作戦を決行。。。。

 

切り込みをいれたところを、ペンチで力任せにねじ切って穴を
広げて・・・

  

切断して広げた穴の外側から、なんとかシマちゃんを鉢の内側
に押し戻すことに成功しました。

ほっ。

シマちゃんの動きが時間の経過とともにニブくなってくるのを
心配しながらの作業でしたが、なんとか10分かからぬうちの
素早い救出に成功しました。

   

そしてこちらが、切断したプラ鉢の破片。シマちゃんにとって
は生死を分けたプラスチック片となります。

ということで今回はシマヘビまで辟易と感じた今年の夏の酷暑
の いちエビソートのおはなしでした。→ 椋鳩十さんの南九
州の酷暑と湿気についてのはなしは ​こちら​。


晴れ その後のシマちゃん。
  バツがわるかろうと・・押し入れた鉢をそのままにして
  すておき、1時間ほどした現場にもどってみたら、シマ
  ちゃんの姿はありませんでした。無事だったようでほっ。。


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染



 

ヤツデ満開にて昆虫[むし]よろこぶ。
じつは・・・前回[​こちら​]のヤツデのお花の写真は 一昨年のもの。
今回が2021年の今年のヤツデのお花になります↓。


  
   
  

みてのとおり、今年は いつにもましての華やかさ。例年よりも
ずっとたくさんのお花が咲きましたよ♪

そんなヤツデの満開さを受けて、大喜びしているのは庭の虫たち。

       

この冬の寒さのなか、何処に潜んでいたのかはわからないけれど、
暖かい日差しの降りそそぐ日中には、アブとかハチとかハエとか
みんなが 大よろこびして、お花からお花へとヤツデの花房の中
をとびまわっています。虫たちにとっては まさに最高のクリス
マスプレゼントですね。

そんな虫たちの様子には、見ているこちらまで うきうき。


晴れ 南国ではありますけれど晴天が多いがために放射冷却
  現象がおこる宮崎。早朝の温度はけっこう寒い。春先の
  3月になって水田に氷が張ることもしばしば。そんな
  宮崎での農業のおはなしは ​こちら​。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「地里山複合大汚染」​



師走にほの暗い空間で咲くお花といえば。
道路に面した表側の長さは狭いものの 奥になが~い、いわゆるうなぎ
の寝床みたいな、町屋の中庭の きれいに剪定して 樹形をつくられた
樹木の下などの やや暗い空間にて、

12月のこの師走の時期に、まるでぼんやりと空中に浮かぶ白い珠のよ
うに咲くお花。陽が沈むころの 仄暗い灯りのなかでみると ちょうど
空間に漂うオーブのようにも見えるお花・・・

     


      

余談ですが、昼間の時間にアップにするとけっこう明るい感じに映って
しまってちょっと いま書いてる文章とちがってきたな、と あせらさ
れてもしまう このお花/笑・・・

      

これが いまの時期に満開となる ヤツデのお花 です。

このヤツデ、自然の状態であれば関東以西の、おもに海岸近くの森林
のなかなどの、日当たりのあまりよくない森林のなかで自生していま
すが、 
その暗い空間において花茎を含めてよく目立つお花を咲かすのは受粉
に利用するためのハエやハチにアブ、そして夕刻から夜間にかけては
蛾などの昆虫たちをあつめるための戦略であるのでしょうね。

ということで今回は、 咲く種類のお花がすくない師走の時期に咲く
ヤツデのお花のご紹介でした。

ちなみにこの写真のヤツデ。     
きれいに剪定されているイチイガシ[大天狗も樹上にいそうな]の巨木
の根元に植えられてます。


晴れ ヤツデの別名、それは テングノハウチワ。 昔ばなし
  などの絵本の天狗さまの手元をみると、たしかにヤツデ
  状のウチワをお持ちになってますよね。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「地里山複合大汚染」​

 

 

 

 

 

ハゼの木、容赦なし。。
荷物を搬入しにこられた顔見知りの日通トラックの運転手さん。

 裏門のところのハゼの木が復活しましたねー、
 あのクワズイモの大きくなっているところの。

などと開口一番に話かけてこられたのです。

あれれおかしいな、あの木は春先に幹から伐採、しかも念を入
れて粒状の除草剤まで撒いて、処分処理には万全を期していた
はずなのに・・・なあ

などと思い出しつつ、おっとり刀で検分しにいってみたところ

 

たしかに マキの木のしたで 復活。

 

というか、大復活している~。

ということで、子どもさんたちの通学路に面してもいるので、
とにもかくにも 急いで伐採することにいたしました。

基本的に アリ対策仕様時のコーデイネイト[こちら]のうえに
ビニールの雨ガッパを着込み、さらに厚手のゴム手袋を装着、
そのいでたちで まずはハゼの木の上から大きなビニール袋を
かぶせそのうえで幹をいっきに切断、ハゼの木のはいった袋ご
と小さく折りたたんで町指定のゴミ袋にいれちゃいました。

これで万全かぶれることなく処分に成功、してやったりぃ。。
と、おもっていたのもつかのま

  

やっぱりやられてました泣。 痒みから水泡ができて、無意識
のうちに痒きこわすみたいな、そんなかんじですね。

“冬になってハゼの木が落葉してから切断すれば被害は少ない”
といわれているのもしってはいたのですが、まあいたしかたあ
りません。

それにしてもの ハゼの木。

  
  

切断するときにかぶせたビニール袋にも、こういった樹液を
つける[直接の切断面にあるばかりではないので、なんか煙
みたいなかんじにも思えるんですよ] くらいなのですから、
むしろ

 これくらいの被害ですんでよかったな

と 思ったほうがよいのでしょうね、きっと。たとえばこれ
が 目にはいったりしたら・・・などと想像したら、ぞっと
します。次回からゴーグルも装着だなと 思いましたよ。

ということで今回は、身近な環境にも危険がいっぱい、ハゼ
の木は敵対する者に容赦しない。。みたいなそんなおはなし。


晴れ ゴミ袋に入れたハゼの木。収集される方がカブれ
  ちゃったら大変・・ということで、ハゼはいって
  ますという張り紙つけて ゴミ出しいたしまた。
  
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜



 

ハト避け効果に・・分身の術。
1年前から試しているトリ除け。具体的には倉庫の倉庫の梁
部分などにやってくるハト避けにつかった防鳥三銃士[こちら]
の効果のはなしの最新版です。

当施設でのエースであり、ハト避けにもっとも効果があったの
は首振りフクロウであったはず[こちら]なのですが・・・敵も
なかなかの強者。最初は あれほどフクロウに恐れを抱いてい

                

たはずのハトの群れも、時間&季節の経過とともに次第にフク
ロウに慣れ怖がらなくなる兆候が見えはじめてきたのです。

まあ当然といえば当然の成り行きではあるのですが、なんとか
もうひと押しできないものかと、ああでもないこうでもないと
頭をひねっていたところ・・ふとスイッチを入れたテレビから
流れてきたのが

フォッフオッフォッフォッフォッフォッ という不気味な声。

かつて聞いたことのある懐かしの声。そう、ウルトラマンの人
気宇宙人であるバルタン星人です。その声を耳にした瞬間に思
いついたハト撃退法が これ ↓ 。











     

一体が二体に。

       

そして三体に 笑。

そう、宇宙忍者といわれるバルタン星人の得意技からヒントを
得た、フクロウ分身の術です。ちなみにあるときは各所にばら
ぱら3体を施したり、あるときは3体集合させて置いたり、前
を向かししたり、後ろ向きにしたりと、日々縦横無尽に配置い
たしております。

ちなみに鳴き声は ホウホウホウホウオウといったところか笑。
・・・バトルは続く。


晴れ トリを避けたい理由です。↓
  鳥インフルかもしれないと気づくまでのあいだにも
  毎日毎時間排出されつづけるフン。そのフンが運ば
  れる過程で、たとえばカラスやイノシシ、ネズミな
  どの野生動物に接触する可能性もおおいにある・・・
  なんてはなしは こちら。 やはりフンを介しても
  おおいに伝播していく口蹄疫時のはなしは ​こちら​。
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ナラ枯れ被害を防ぐために。キクイムシに対抗するには。

12月06日の神奈川県発のナラ枯れに関するニュース。そんなナラ枯れ
が、ここ宮崎県で大発生したときの当ブログの2015年の記事の2回目
です[一回目はこちら]。よろしかったら ご参考に。

 ↓

つけられている名前からその姿を推察すると、カシの木につく長い体躯
をしたキクイムシとなる カシノナガキクイムシ。

その姿は、 こちら となります。

この虫がカビの一種であるラファエレア菌をはこんでしまう がために、
この虫に侵入された広葉樹のシイやナラ、カシなどでは 枯死してしま
う個体が頻発するというわけです。

そんな カシノナガキクイムシ。

成虫の姿を 実際に森でみたとき、「名前につけられるほど[体躯は]
長くないじゃん・・・」と、しようじき思ってしまいました。

「まてよ、幼虫の体が長い?のかな」とも思いましたが、そうともいえ
ず → こちら
「この程度ならカシノナガキクイムシではなくカシノキクイムシでいい
よな、じつに名前倒れな虫だな」なんて、かんがえてしまいましたよ。

そのときです。一緒にいた森に詳しい同行者から『長い身体の昆虫なら
こんなものもいるよ』といって、 教えてもらった甲虫が こちら ↓。

 ホソカタムシ これは細長っ!

ルイスホソカタムシという名前の昆虫。このスリムな細ーい身体を持つ
ルイスホソカタムシこそは、なんとシノナガキイムシなどのキクイムシ
類を捕食してくれる、いわゆる天敵 なのだそうです。
樹にあけた穴の奥にいるキクイムシ類を捕食するために、こんな細長い
身体に進化したらしいと聞いて、その形状には合点がいきました。こちら

 うーむ、キクイムシにもこんな天敵がいたんだ

と自然界のもつ奥深さにおもわず唸らされてしまいましたよ。

そして感心しつつも・・・「このルイスホソカタムシを 増殖させて、
森のナラ枯れ被害を軽減する天敵昆虫/生物農薬として日本で販売し、
あわよくば米国やカナダで森枯れ・山火事の原因のひとつとなっている
といわれるパインビートル用に輸出できないものかな」なんて思ってし
まったのは、
わたくしが最近の農業の六次産業化の話に染まった農業関係者だからな
のかもしれませんね/笑。

ということで今回は、いまのところ効果的な対策がないのが現状とされ
ているカシノナガキクイムシには、じつはルイスホソカタムシという天
敵昆虫がいたというおはなしでした。


晴れ 細くて堅いという体躯の形状道理の名前が付けられたホソカタ
  ムシ。そして今回のルイスホソカタムシの最初の部分のルイス
  とは、20世紀以前に来日した英国の昆虫学者ジョージ・ルイス
  さんの名前なのだそうですよ。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 




 

ナラ枯れがよぶのか、キノコの豊作[そしてクマ被害増加も]。

本日12月06日の神奈川県発のナラ枯れに関するニュース。 そんな
ナラ枯れが、ここ宮崎県で大発生したときのご質問をいただきましたの
で、当ブログの2015年の記事を 今回と次回に再掲載してみたいと
思います。よろしかったら ご参考に。

 ↓

山間部に自生するナラやカシなどの広葉樹が集団枯死する「ナラ枯れ」。
ここ宮崎県では2010年の被害が顕著でしたが、その年から数年のあ
いだは山のキノコが豊作となりました。

そう、集団枯死したナラやカシなどの木の幹を中心に、たとえばマイタ
ケなどのキノコが群生して生えてくるからです。「直径1メートルほど
の木に、びっくりするくらい生えていた」「発見してから採り終えるま
でたっぷり1時間もかかった」「一回で数十キロの収穫があった」など
という話が飛び交ったのもこのころでした。

このような ある意味異常な山の現象は、もちろんよいことばかりでは
ありません。

それは山の斜面に樹木がごっそり枯れてしまった部分があると[土を支
えていた樹木がなくなるわけですから]ガケ崩れ・鉄砲水などの山林崩
壊の危険性が一気に高まってしまうからです。なにせ台風の常襲地です
から、たとえば強い・つよすぎる風雨のなかの里山の民家の上の山部分
に生えているナラの樹木が枯れてしまった図を想像すると、容易にその
怖さ[頭の上に切れかけているロープに縛られた包丁がつるしてあるみ
たいな]が想像できます。

そんなナラ枯れが、のののののの →  ナラ枯れ記事  
宮崎県の山間部で多発しています。

今回の報道では 「ここ30年で最大の危機」と表現されていますので
どうやら2010年のナラ枯れよりも 規模が大きいようで、その被害
のこれからの広がりが懸念されていますよ。

そして心配されるのは今後の被害の拡大です。これは2010年の被害
の図ですが、数年のうちに同じくらいの被害となっていくのかもしれま
せん。

ののの グラフ.jpg

なんといっても、この山のナラ枯れ。もともとは1930年代に宮崎や
鹿児島で最初の発生が確認された現象
だといいますから、今回の被害拡
大は これから列島全体に広がっていく前兆かも。

さらにそのような九州以北の感染拡大で心配されるもの、それはクマに
よる人的被害です[九州のクマは絶滅していますが他地区では問題になっ
てくるかと]。

 山間部に自生するナラやカシの一部が枯れる
 ↓
 ナラやカシなどのつける実/ドングリが少なくなる
 ↓
 クマの餌であるはずのドングリが不足
 ↓
 クマがパニックになる
 ↓
 餌を求めてクマが里山におりてくる

といった図式ですね。ちなみに2010年前後には平年の3倍から4倍
にもあたるクマが捕殺されたという説
もあるくらいですから、ヒトが考
えているいじょうに、自然界にあたえるナラ枯れの影響は大きいものな
のでしょう。

ということで今回は、宮崎県で2010年以上となるかもと予想される
ナラ枯れがおこっている現状についてのお知らせでした。


晴れ ナラ枯れの原因となるのは、カビの一種・ラファエレア菌。
  この菌はナラやカシの樹に巣くうカシノナガキクイムシと
  いう体長5ミリほどの虫が運ぶ伝染病だとされています。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 


 

庭の王さまの動きが鈍くなったうちに。
年々暖かくなっている感[たとえばこちら]の強くなっている昨今。
庭仕事をすると必ず何者かに刺されちゃって・・なんて経験をさ
れている方、定番の回ですが ぜひご一読を。



広い意味での農作業のなかの、たとえば剪定作業にかかる場合のお
はなしですが・・・

自宅などの庭に加えて、たとえば樹木に囲まれた圃場や、たとえば
学校や公民館といった公共施設の庭や、ちょっとした庭つきの事務
所などといったある程度の広さのある面積を剪定作業する場合には
より被害を蒙ることを覚悟せねばならない存在があります。

それが アリ。

なんといっても身近にいて馴染みがある昆虫ですし、童話などでは
働き者だというイメージもあり、また漢字などでも虫へんに❝義❞と
いう まるで赤穂義士でも連想させられるような字体があたられて
いますけれど、これがなかなかの強者。

食性的には肉食のが多く、活発で攻撃力があって、これと思えば集
団で襲ってくるうえに、たとえば植物体のうえでアブラムシを飼う
ほどの知能もあるときたら・・・[ほかの小動物にとって]アリは自
然界に置いての恐ろしい捕食者以外のなにものでもないですよ。

またなんといっても彼らが強者である所以は、数ミリから数十ミリ
といったその身体の小ささそのもの。
たとえばハチやイラガや チャドクガに、毛虫ならまだよい。彼ら
は目立つのですから、むしろヒトをははじめとする大型の生物たち
も回避するのは容易です。しかし アリの群れだとそうはいかない。

たとえば剪定作業などであれば、予想しているよりもはるかに多く
樹上を行きかっているアリたちは、いつのまにやら作業者の袖口や
首筋、靴下とズボンの間などから気がつかぬうちに侵入していきま
す。万全の対策をしていても侵入してくるアリたちですから、これ
がもし作業者が何の防備もしていなかったとするならば、
この作業者のひじの内側とか脇から首筋にかけてとか、パンツのゴ
ムの部分とかの場所を、たくさんの小さな侵入者たちは
ときには噛んだり・ときには腹部先端にある毒針で刺したりと、や
りたい放題に蹂躙していくのです。

そのアリ被害による患部の症状ですが、皮膚が赤くなったり水ぶく
れになったり・・・そして自分の場合はとくに湿気のある場合など
はなぜか数日後にいきなり腫れてきます[完治するまで3週間とい
うかんじ]。また一度は痒みがおさまったとしても、またぶり返し
たり。一か所の被害ならともかく、こんな症状が数十か所などに
及んだとしたら、考えただけでもそれはもういやになってしまいま
すよ[剪定という作業自体がいやになっちゃったり]。

さて そんな庭の王者というべきアリたちですが、このアリたちが
いなくなるというか、いても活動的ではなくなる時期があります。

そのはじまりが 秋。たとえばこちら、九州の庭のアリたちは11
月になると、めっきりとその数を減らしてきます。そう、最高気温
が18度を下回ってくるころになると、動きが鈍くなり活動範囲が
じょじょに狭まってくるのです。

そしていま。11月から来春の3月くらいにかけてのこの時期[いわ
ゆる無霜地帯でもありますし]になってやっと、この地ではアリ刺さ
れというストレスなしに作業できる最良の季節がはじまります♪

ということで今回は、庭の支配者ともいえるアリがいるために な
かなか切れなかった あの木の枝や植え込みの乱れが、やっとばり
ばり切れる季節になったぞという、いわゆる鬼のいぬまの命の洗濯
みたいな そんなお話となりました。 
         → マダニは11月下旬までの回は こちら



晴れアリに刺されるとか、咬まれるとか、ギサン[アリの酸と
  書いて蟻酸ですものね]でも肌が赤くなったりとかの被害
  をもたらす事実を知らない方も、けっこういらっしゃい
  ます。知らない方にはぜひおしえてさしあげていただき
  たきたいなとおもいます[かつての野ギャルさんたちとか]。
  ちなみに装備ですが、シャツの下の加圧式のアンダーウェ
  アに、すべすべした弾力のある手抜きは必需品。

   

  首元には和手拭いのうえに伸縮性のあるタオルを巻いて
  剪定作業しております[こんなかんじ]。・・・大げさだ
  なと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、いわ
  ゆる温暖化の進むなか九州並のムシ対策は、全国的にム
  シできなくなるとおもいますよ[そう台風被害のように]。
  
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染




 

ハト避けに効果があったのは。
1年前から試しているトリ除け。具体的には倉庫の倉庫の梁
部分などにやってくるハト避けにつかった防鳥三銃士[こちら]
の効果のはなしです。

結論からいえば、強風でもなく微風でもなくといった風があ
る条件下であれば、最も効果が高かったのは 
風の動きにあわせて、びゅんびゅん飛び回れば、それはハト
だって怖い怖い。だけれど 逆に風のない日は、当然のごと
くに だら~んと、まるで干物干しにされた状態に。そんな
感じになりますので、こんな日の防鳥効果は、あたりまえな
がら期待できずといったかんじになっちゃいます。

              

さらにいば、この鷹、こまめなメンテナンスが必要です。風
にのって激しく動き回れば回るほど 棒と鷹をつないである
テグスが鷹の身体にからみついてしまうことなど日常茶飯事。
むしろからまらないことなどないと、断言しちゃいたいほど
絡まる笑。ときにはテグスが切れてとんでいってしまう。
またそのような強風にさらされると必然的に本体が傷んでく
るのも欠点でしょう。初代の鷹は3ケ月経たないうちに身体の
あちこちの心棒が折れて満身創痍であえなく引退ということ
にあいなりました。 ・・・条件さえあえば最強なのですが、
ケガに弱い感ありありです。

そんな鷹を尻目に、無事これ名馬といったかんじで、メンテ
が不要なうえに、けっこうに効果ありだったのがフクロウ。。

              

首が動くのにあわせ、なんといっても[ヒトであってもうっか
り目を合わせちゃったら、ついあやまっちゃいたくなるほど
の]あの眼力が頼もしい。その眼力の効能で、ハトはもちろん
ネコにも そしてイタチ除けにも 効果がありました。
ただし飛び回る鷹に比較すると、置き場所が固定されてきま
すので、トリが慣れてしまわぬように数日おきの設置場所移
動が必要です。面倒ですはありますが、この措置さえおこな
えば、設置したことによる防鳥効果は持続したものになりま
した。

あ、そして残ったヘビくんです。三銃士の一人として期待は
したのですが・・・ むしろ鳥よりもヒトに効果あり笑とい
ったかんじなのがご愛敬でした。

 

いったものの、ものすごい強風時に樹木などに縛り付けてお
くと、まるで生きているかのように微妙に振動して、そんな
天候時の防鳥効果はありそうだな・・とも おもいましたが、
よくよく考えれば、そのような強風時にはトリもそれほど飛
ばないか・・などともおもったり笑。

ということで、1年間実施てきた、当施設の防鳥のやり方で
すが・・・

 ● 鷹が痛まない程度の風の日には 鷹を飛ばす
 ● 設置場所を変えつつ、フクロウを配置する

といった対策で効果継続中です、よろしかったらご参考に。

ということで今回は、1年やってみてわかってきた鳥除け作
業の経過報告でした。


晴れ トリを避けたい理由です。↓
  鳥インフルかもしれないと気づくまでのあいだにも
  毎日毎時間排出されつづけるフン。そのフンが運ば
  れる過程で、たとえばカラスやイノシシ、ネズミな
  どの野生動物に接触する可能性もおおいにある・・・
  なんてはなしは こちら。 やはりフンを介しても
  おおいに伝播していく口蹄疫時のはなしは ​こちら​。
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜



 

防鳥三銃士。
​次回関連で 2020年の12月01日分の再掲載です。
 ↓

香川県に兵庫県、ひきつづいて福岡県、そして宮崎県でも発生し​
ている鳥インフルエンザ。そんな環境下において、野鳥をさけね
ばならない農業関係[養鶏農家では鳥フンとの接触を避けるため
洗濯物は室内に干すという対策も現実にとられています
]という
仕事がら、本年の8月からは事務所の倉庫にやってくるようにな
ったハトの群れの接近を回避せねば・・・と
ホームセンターにいって防鳥グッズを3点ほど購入しました ↓。

      


まずはこちら。        
むかしなつかしい、セルロイドの、 ピンクのおきあがりこぼし
みたいな背中をしていますが、 じつは
けっこうリアルな 目ヂカラはんぱない フクロウ。。


    


そして、フクロウにくらべたら “デフォルメしすぎかなあ”と
思いつつ購入した どこか愛嬌のある、しかし 口のでかあい
ヘビ[風があるとけっこう動いてみえるんですよ]。


 
  

そして全国の田畑/でんばたで風にはためいている、農業界で
は すでにおなじみになっている 鷹カイト です。

ポールに糸などセット販売中 →  

        

野鳥からの鳥インフルエンザウイルスの検出や、香川の養鶏
場での鳥インフルエンザの発生からはじまって、兵庫に福岡
そしてここ宮崎でもでちゃった鳥インフル対策の一助として
大空に羽ばたく鷹凧と剛力して

 
       

がんばれ、防鳥三銃士!


晴れ 鳥インフルかもしれないと気づくまでのあいだにも
  毎日毎時間排出されつづけるフン。そのフンが運ば
  れる過程で、たとえばカラスやイノシシ、ネズミな
  どの野生動物に接触する可能性もおおいにある・・・
  なんてはなしは こちら。 やはりフンを介しても
  おおいに伝播していく口蹄疫時のはなしは ​こちら​。
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜