スターゼリー、その後。
直射日光の当たらない雨上がりの倉庫の 裏手で採取した
スターゼリー [発見場所の回はこちら]。
スターゼリー、その後。

当初は そんなふうに名付けられていたことすら知らずに
たとえば 乾燥剤とか、バランスボールとか、芳香剤とか、
あるいは 生き物の卵なのかも・・・などと勝手に解釈し
ただただ 捨て置きすることが常。 正直に白状すれば
ときには 足蹴にしてバラけさせたりもしてたのです。
しかししかし。ネットやテレビなどで謎の物体であるとか
不思議なものであるとかということを耳にしたので、今回
スターゼリーを採取して観察してみようとおもったのです。
ということで、
人気のない、冷暖房のない、やや明るい部屋のなか。上か
ら覗ける花瓶のなかに紙を敷き、その中に採取したスター
ゼリーをおいて、毎日観察してみたのです。
まずは 翌日のようす ↓ 。

採取後 5日目 ↓。

採取後 10日目 ↓ 。

採取後 15日目 ↓ 。

と、 いったかんじで、ただただ小さくなっていきました。
表皮があるのであれば、ある程度のかたちを残したまま[た
とえばブドウの果実のように]中身から萎れていくのでしょ
うけれど、採取したときに そっと触ったかんじとしては
皮が無い感じであったので、まあこんなふうな経過をたど
っていくのかと、あるていど納得もしたりして。
ということで、今回は スターゼリーを観察していたら
全体的にちいさくなって消えてしまった・・というおはな
しでした。
ちなみに、今回スターゼリーを採取した、きゃつらがなん
ども出現している倉庫の裏。もいちど出たら、次回はその
場所で、そのまま放置しながらの観察 を 予定してます。
指で直接触ったときに痺れるとか、あとで腫れる
とか、爛れてくるとか、あとで 病気になるとか、
なにかとんでもない生き物が孵ったりとか、ある
いは不幸になるとか・・・そんなこともとりあえ
ずはなかったことも ご報告しておきますね。
いやいや・・ひょっとしてこれからだったり?笑。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
スターゼリーに出会った。

丸くて透明な、こんなビー玉みたいな物体を、自然のなかで
発見されたたことはありますか? この物体はスターゼリー
と呼ばれているらしく、今回は そんなスターゼリーに遭遇
した回となります。
↓
、直射日光の当たらない雨上がりの倉庫の裏手・・・そんな
寒々しげに濡れたコンクリーとのうえに散らばる透明な玉。
何度か目にしてはいたのだけれど・・スターゼリーなどと
いう物体であることなど露とも知らず、見かけるたびに
● こんなとこに乾燥剤をすてたのは誰 ?
とか
● またバランスボールがあるよ
とか
● ひょっとして芳香剤 ?
とか
● カエルか ナメクジ類の卵なのかも
とか、自ら そんなふうに軽く断じてた スターゼリー。
そんなスターゼリーの 一連の映像が こちらです ↓ 。





ということで、この採取した物体を紙のうえに置いたのち
しばらく観察してみることにしたのです。 つづく。
今回の採取した以前に初見したときは まさに小型
のバランスボールだとばかりおもって、ついつい蹴
っちゃったのです。そしたら バラけちゃったので
そのときは ついつい あらら芳香剤だったのかな
とも思ったんですね。
ちなみに触った感じ それは ふにゅふにゅ。つく
づく不思議な物体です。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
機内で見たお狐さまの正体は。
穴守様にお参りした帰りの飛行機のなかで見た、座席の下にいた
まるで おきつねさまのような “”もの“” 。
目の正体はすぐにわかった。 それが こちら↓。



2列目の[座席につくなり眠ってしまった]私の前の席。 乗り込
んでこられたの最後であったのであろうことで気がつかなかった
のだが・・最前列には盲導犬を連れた身障者の方がおられたのだ。
通常は飼い主の足元に伏せているはずの盲導犬ですが、飛行機の
揺れに驚いたとみえて、結果 座席の下に手と頭をいれていたの
であったのでしょう。 そうおもって映像みると、踏ん張って
相当にちからはいってますものねー[こちら]、
きっと怖かったんだと思います。
で、着陸した飛行機。
揺れが収まって落ち着きを取り戻したふうの、ゴールデンリトリ
バーの盲導犬は、飼い主にすこしだけ段差があることを知らせる
ために立ち止まりつつ、その後ゆっくりと飛行機をおりていった。
ヒトに奉仕するその姿は、とても神々しく見えた。
そう、まるで稲荷社の豊受姫命のお使いである狛狐さまのように。
事実は小説よりも奇なり・・・とはよくいっもので
お狐さまから叱られるのかとおもってしまいました笑。
叱られても当然だと思った前々回は こちら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
機内で見たのは・・・お狐さま!?
穴守さまにお詣りに行った折、日本の歴史と文化を知らない外国の方
が神社にいて、神さまに失礼な行為をしそうになっている場面に遭遇
したのに、ちゃんと注意できなかったことを悔いつつ[前回はこちら]
空港に向かい飛行機にのったのですが・・・その機内でおこったのは
というお話になります。
↓
羽田空港内にある・・・と、いってもよいほどの立地にある穴守神社
さまにお参りしたその足で、帰路につくべく空港へ。
10数分後には到着。そのままチェックイン・ゲートをくぐった。
発着口にたどり着くと、待つほどもなく機内へ。
すこしづつ迫ってくる夕闇のなか、これから1時間とすこしばかりの
フライトである。
指定されている前から2列つ目、通路の左側の席。となりは空席。座
席ベルトを締め席が埋まっていく機内を眺めつつ、しばし目を閉じた。
飛行機の乗降口がとじられ、滑走路までゆっくりと動き始めたであろ
う飛行機の気配を感じつつ、そのまま眠りについた。
・・・どれくらい眠っていたのであろうか、ガクンとすこしだけ機体
が揺れたのを感じて目を開けた。そのときである・・・一瞬ではある
のだが見たのだ、なにか 白い“もの”が、前の座席の下にいたのを。
「まさか。飛行機のなかなんだから。」
声にならないほどの声でつぶやき、夢だと思い、ふたたび目をつぶっ
た。
先ほど穴守神社さまに参拝して、いやというほどに狛狐をみてきたと
ころ。おキツネさまの夢をみたって不思議ではない。と、そう思った。
そのとき、間を置かず、もう2度3度と、大きく機体が揺れた。
「気流の関係で少し揺れておりますが、飛行機の航行にはなんら影響
ございません」というアナウンスが機内に流れ、そのあと たしかに
揺れはおさまった。
ゆれが収まると同時に、先ほどの“夢”を思い出した。昼間にうごき
まわって疲れたてあろうおやすみになっている乗客たちの様子を眺め
つつ、かがんで前の座席の下を見た・・・・そこにあったのは

こんな感じの “もの”。
目をそらして、驚きの大声をだしたいところを、必死でこらえて、
もういちど足元を見た。

なくなってる。というか、いなくなってる。
ま・まぼろしというか、幻覚だったのかな、と思いつつ、混乱する
頭の中を整理していると、そこにふたたび ぬっと伸びる “もの”。

宮川大輔の御祭り男ふうにいえば “あかーん”という情景がそこに。
やっぱりこれは神罰なのか・・と覚悟を決め、となりの空席に身を
委ねるかんじで横になって飛行機の座席の下を見る。
その座席の下の暗闇のなかには・・・光る2つの目があった。
その意外すぎる正体は次回へ。 つづく。
後ろめたいことがあっただけに、これは驚愕しました。
そう、家を揺する妖怪のような“家鳴り”の現象のつぎに
驚いてしまいました。ということで家鳴りは こちら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
“知らないって怖すぎ” な 情景。
あなたが神社にお詣りに行った折、日本の歴史と文化を知らない外国
の方が神社にいて、神さまに失礼な行為をしそうになっている場面に
遭遇したら、そしてその神さまには謂れ[前回はこちら]などがあった
としたら・・・という そんなおはなしです。
↓
羽田の穴守稲荷さまの本殿に向かって右手にある小さな4つの祠[ほ
こら]を順に参拝しつつ、その奥まったところにあるのが「奥の宮」。
そしてその「奥の宮」の背後にある築山が「祭山」となります。図で
記す
の
と こんな具合です。 → 
この図をみると明白ではあるのですが、実際に「奥の宮」の正面に立っ
て背後をみても「祭山」の存在は一見しても確認できません。そこで
「奥の宮」の左手の細い通路を、本殿に沿ってかまわず ずんずん進み、
左に曲がります。するとそこで、その場所にいってはじめて目にはいる
七折れの階段があり、その階段をのぼった・のぼりきった先が「祭山」
となります。
「祭山」頂上がこちら。 → の
そして 「祭山」から「奥の宮」の屋根越しに本殿方向を見た光景が
こちら↓となります。
ののの野の野の野の野の野の野の 
で、タイトルにある “知らないって怖い” なのですが・・・
この日穴森さま境内にあふれていたのが数十人にも及ぶ白人の外国人
観光客の皆さま。そらそうですよね、なにせ穴森さまは羽田空港近く。
ちょっとした空き時間で十二分に日本気分を味わえる。ということで
本殿にも、四つの祠にも、そして祭り山にも人だかりができることも
多々あり。なんです。
の
で、この日も そんな外国人観光客の人々が
たくさんおられた。で問題だったのはその団体のうちの一部の人たち。
興味津々なかんじで、社務所から目が届かない場所にある 祭り山の
神社や本殿脇の小さいお社の稲荷社などの いわゆる『祠/ほこら』
に興味津々。
こんなちいさな祠のなかに神様が居るのか
みたいな会話をしつつ、数センチあるかないかという超接近した様子
で、顔やカメラを近づけて執拗に祠の中を覗き窺ってているのです。
さすがに祠に手を触れたり、よもや扉を開けたりしていないとは思い
ます。が、勢い余って なんだか怪しい行動を起こすのではないのか
などと思わせるには十分ほどの熱量をもっての行動をとりはじめてる。
そんなお稲荷さまへの接し方には、平均的な日本人である自分として
はびっくり驚かされ、つたない英語で やめとき、敬意を示さないと
バチが当たるよ などと、穴森さまのThe curse /祟りのはなしをし
たのですが、これがよく理解してもらえるはずもなく。。
どうしようかと思案しているあいだに、自分の乗る飛行機の出発時間
も迫ってきはじめたので、とりあえず社務所のほうにこの状況をご報
告。そして気にかけながらも穴森さまから空港へと移動した次第です。
そして私が、羽田をとびたったの飛行機の座席におもったこと。
それは あの外国の方々の息災ですよね。なんといっても穴森さまの
あの大鳥居のおはなし[こちら]が あるのですから。
で、さらに心配だったのは自分のこと。言葉の通じがたい
外国の方であったとはいえ、その方々の敬意を欠く行為を
止めることができなかった私にも神罰がくだるのではない
のだろうか。そんな思いを抱きつつ乗った飛行機の機内、
座った座席の足元で見たのは!・・という話につづく。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
次回分関連資料として、2008年分の再掲載です。
↓
『 the curse / 祟り 』
家族連れの釣りや、ジョギングにサイクリングなどのスポーツをされる人
たちでにぎあう場所が、多摩川の河口にほど近い場所にある。潮風やお日
さまといった明るいイメージで溢れる場所・・・それが、ここ穴森稲荷の
大鳥居さま。
「祟り」という言葉を海外にまで広めたという大鳥居さまですか、これほ
ど「祟り」という言葉と無縁な場所はないのではないかと、個人的には
思ってしまうのです。
そんな有名すぎる羽田の大鳥居の謂われを伝えた「THE EAST」誌
の英文の記事をとりあげみました。お話は、こうです。
the curse / 祟り
The area around Haneda was originally a temple town
for the Anamori Inari Shrine.
羽田一帯は、もともと穴守稲荷神社の門前町でもあった。
Before the war, the shrine sat inside today's Haneda
Airport.But, with the ending of the war and the eviction
of residents in neighboring areas, the shrine too was
transferred to it present location.
Although there were several proposals over the years
to take down the shrine, a series of mysterious accidents
fell upon those involved in the construction and
the shrine escaped the threats of tear down thanks to
those in fear of the "curse."
しかし、終戦を迎え、近隣地区の住民たちが強制退去されたのだが、
穴守稲荷神社の大鳥居だけは撤去されず、長らく旅客ターミナルビル前面
に残されていた。
何度か取り壊しや移転案も出たのだが、その度に工事関係者の事故が相次ぎ、
祟りを恐れてか撤去出来ずにいたのである。』
というものです。
西暦2000年前後までは、その場所にたっておられましたので、ご存知の
方も多いことかと思います。
もう少し詳しく説明しますと・・・
『日本初の国営民間航空空港「東京飛行場」として昭和6年に開港した羽田
空港は、終戦時に進駐軍によって接収され、穴守神社神社とその門前町
〔穴守町・鈴木町・江戸見町〕の1200世帯・3000人も立ち退きを
余儀なくされた。
しかし、大鳥居は残った。
壊そうとしたら不思議な事故が頻発し、進駐軍の工事の担当者が次々と変
死したためであるという噂とともに。その後進駐軍/米軍からの空港返還
後も、移動や撤去の話は何度も出ましたが、やはりこれまでの話の経緯を
恐れてか、鳥居は残された。』
と、いうことですね。
まあ、しかし よくよく考えと見ますと、日本の神は本来、祟るもの。
将門さまや道真さまはもとより、流行り病や天災などの災厄そのものが神の
「curse」であり、それを暴れぬように畏れ鎮めて祀り上げたものが、日本
の神社祭祀の始まりであるともいいます。
そういう視点から見れば、まさに神社本来の姿が日本の表玄関ともいうべき
羽田空港に息づいていたというわけでしょうね、この穴守さまの大鳥居のケ
ースは。

そういったわけで、日本の神さまの成り立ちを考えさせられるにふさわしい
穴森稲荷さまの大鳥居をご紹介させていただきました。お近くにお越しの節
は、穴森稲荷さまとあわせてご参拝いかがですか。
そうそう、そしてその後の、移転されたお話です。

1998年、新しい滑走路を建設することが羽田空港で決定・・・いよいよ
撤去かと思われたのですが、付近の住民をはじめとする有志が移転費用の負
担を申し出たために、壊すことなくクレーンで移動することとなったのです。
そうして1999年2月。800メートルの距離を4日間かけてゆっくりと
移動され、現在の場所に無事に鎮座されました。
稲成りで稲荷さまだけに、お稲荷様と農業には深い関係があるこちら
・・・ということで羽田にいくたぴに参拝させていただいております。
「
夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
イネの守護神。
3回シリーズの一回目。次回・次々回もよろしかったら。
↓
イネとイネつくりに関係した神様、それがお稲荷さまです。
稲成りに、稲生り(いねなり)で、稲が成育すること、
また 稲つくりを担(にな)うこと、すなわち 稲荷 。
そうした理由から、古来より人々は伏見稲荷に参詣し、稲荷山の土
を持ちかえります。稲荷山の土を戴いて、それを自分の田畑に撒け
ば五穀がよく稔り、害虫がつかないという素朴な信仰のかたちです。
前つがたは諸国の農民山州伏見稲荷山の土を求田毎に入れば
保食神の加護にてよく実のるとて皆人ごとに土をもとむ。
と、大阪の随筆家であった田宮仲宣・文永壬午年〔1822〕刊の
随筆集には、この稲荷山の土に関して書き留めてもいるようです。
この風習が、のちのち各地神社の現代でも見受けられる「清め砂」
や「御神砂」となっていったのかもしれませんね。
そのような日本民俗信仰における稲作の神、お稲荷さま。
仕事がら自分は、個人的に羽田の穴守稲荷神社にお参りさせていた
だいております[以前掲載した 不思議な砂の話 の回でご紹介し
た御神砂は、穴守さまからいただいたもの、境内には時期になると
バケツ稲もつくられていたり/こちら]。
そんな穴守さまの紋どころには、はっきりとイネの姿が描かれてお
ります。
そして、キツネのお話です。
狐が稲荷神そのものであると誤解されている方もいるかもしれませ
ん。たしかにどこの稲荷社の境内にもおキツネさまばかり/笑。しか
しキツネはあくまでお使い〔中世以前にはキツネの姿はみられなか
ったといいます〕。
穴守神社のご祭神は、紀記などで食物の祖神・農耕の神とされる保
食神、豊受姫命/とようけひめのみこと。 女性神であらせられます。
文中の随筆家・田宮仲宣さんっておもしろい>
田宮仲宣が別の随筆集に書いた文の話ですが・・・「以前ある人の
子に狐が憑いた。この狐、たいしたもので諸氏百家を暗記しており、
誰もこの憑いた狐との問答に勝てなかった。しかしある人がある質
問をしたら、あっさりと観念して離れたのだそうです。さあ、諸氏
百家を暗記していたという その狐がわからなかった質問 です。
あなたならなんと問われますでしょうか? じつはその質問・・・・
論語の中で、「子曰く」とは何回出てくるか
と問うと、狐は観念して離れた。
と、いうことでございますが・・・これにはわたくし はげしく納得/笑。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
ハーブ。ハーブでしばく。
ペストの医者[こちら]にならってペシペシとしばいたかいも
あってか息災に過ごせて1年経過。で、よろしかったら。
↓

キイボードをたたくときも お茶するときも、夜も 昼間も

いつも みじかに置いている、ハーブの枝の 一輪挿し。
コロナウイルスの蔓延するにいたった現在/いまは、その
傾向に拍車がかかり[ハーブな生活はこちら]、
上記の一輪挿しと併せ、ハーブのせん定枝を束ねて、外出
したときなどは車中に持参して、
用事を済ませて車内に入ろうとする自らの身体を、まるで
北欧のサウナで ペシペシと人肌を打つ白樺の枝のように
はたまた
“段平のハガキを見てパンチの練習をする矢吹丈”のように
ハーブの枝でペシペシペシペシと“打つべし”してます/笑。
ちなみにこちらが 車中に持参している 枝ズ。

左はローズマリー。右は 神道でお供えする かみじゃかき。
行った先と 気分によってつかいわけております。
ウイルスにはきかないとはおもうのですけれども[こちら]、
まあ 良い香りに包まれると気分よくなることだし、よろ
しかったらお試しを。。
さらに個人的な希望とすれば事務所に帰社したときなどは、
“チャンパラトリオのハリセン”よろしく、いやおうなく捉え
られ、ハーブの太枝をもって待ち構えている会社のヒトに
向かって放り投げられ叩いたりしばいたりしてもらいたい。
そんな気分。
で、そんな個人的なハーブ枝需要の高まりをうけて


とくにローズマリーを主体に 鋭意挿し木で増殖中~。
ちなみに大きい写真の、ローズマリーに囲まれた
真ん中の鉢は、デンタータとピナータのラベンダ
挿し木となります。→ 薬草の役僧の話はこちら
魔女とハーブのはなしは こちら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
ペストの医師のいでたちに、いまや共感。
一年経過して、あらためて またおもう・・よろしかったら。
↓
カラス男とでもいうべきか、あるいは東宝怪獣映画のモゲラの
コスプレというべきか、初めてそのルックスをみたときは水木
まんがの表現を借りれば ギョギョギョ としたのを鮮明に記
憶している出で立ち。。そんな格好といえば・・・

そう、ペストの医師です。
長いコートと、同じく長い革手袋。頭をすっぽりと隠す大きな
帽子に、長靴。そして患者を、ペストにかかった患者に直接触
ることを避けるための診察棒を携えているあの画↑。そしてな
により特徴的[個人的には怖いイメージをもってしまう]なのが、
あの防護メガネと一体になっているような、あのクチバシ付き
マスクです。

繰り返しになりますが初見したときは、死神コスプレの別バー
ジョンにちがいない・・とも おもいましたものね。
しかし。しかしです。
2021年現在のいま、新型コロナウイルス及び変異種の蔓延
する世界の状況に関するニュースを知るたびに、自分になかで
その思いは変わりました。このおおげさとも思えた扮装に関す
る、その当時の人々の感染症に対する必死さというか真剣さと
いうか、そんな覚悟というようなものが理解できるようになり
ました。なってしまいました。
とくにハーブを栽培している身として、なにより理解できるよ
うになったのが、あの扮装のなかでもっとも特徴的な、あのマ
スクについたクチバシです。じつはあのクチバシのなかには、
ハーブが詰められていたという、このマスクを制作したといわ
れる17世紀のフランスの医師シャルル・ド・ロルムさんに関す
る記録を耳にしてからは です。 記録曰く・・・
「長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れてい
た。穴は鼻孔近くの左右に1箇所ずつの2つしかなかったが、
呼吸をするのには十分だった。クチバシに仕込んだハーブの
香りを、吸い込む空気にまとわせることができる」
と、いうことなのだそうです。
ということで今回は、コロナが蔓延するまで理解できなかった
ペストの医師の出で立ちが、いまは充分に共感できるようにな
ってしまった・・というおはなしでした。
もちろんハーブが感染症予防に効くのかどうかは現在
を生きる私にもわかりません。しかしたとえばカトリ
ック修道院でのハーブ栽培のはなし[こちら]や魔女の
白魔術などにかんする民間療法のはなし、 あるいは
日本の疱瘡絵のはなしなどを耳にするにつけ、なにか
心の拠り所になるものがあってもいいというきがしま
すね、こうなってきたら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
ハーブな生活といえば。
ウイルス[こちら]に対抗する・・というテーマというかたちで、以前の
ハーバルライフといえば思い出すのが、これ。
『修道院の薬草箱』という本です。
修道院で栽培されてきた、伝統的な70種類の薬草を取り上げ、それぞ
れの働きや使用法、適応症について紹介した本です。
ハーブティーや入浴法など、植物の有効成分を最大限に引き出す100
以上のレシピが、頭痛、胃もたれ、風邪といった症例に応じて紹介され
ていますよ。
自然療法への関心が高まる現代において、家庭でも安心して実践できる
手引書として、私たちの心身にやさしく手を差しのべてくれる一冊であ
るといえるでしょう。興味を持たれた方は、よろしかったら。
そして、修道院です。
遠い昔から修道院の施設で育てられてきた薬用植物は、本にもあるよう
に、修道士の手によって育てられるとともに、いろいろな病気の治療に
用いられてきた過去があります。そう、修道院の修道士はいまでいうと
ころの、お医者さん的な役目を果していた面があったのですね。
なかでも、とくに植物毒による死亡事故や事件に対して現代の法医学
者みたいな役割を果していた修道士もいたはず・・・という前提のも
とで、書かれている物語があります。
それがエリス・ピーターズ作の 『 修道士カドフェル 』 です。
この連作歴史ミステリーのテレビ版は、 こちら 。
主人公のカドフェルは、イングランドの聖ペテロ・聖パウロ大修道院
の薬草園を管理してる修道士・・・薬草に関する知識が豊富で、自分
で調合した薬で治療も行い、治療を目的として修道院の外にもたびた
び出かけていきます。
修道士にしてはある意味世俗に長けた、裏の顔のありそうな人物とし
て描かれているのですが、が、そこは 作者のエリス・ピーターズさ
んもうまいもので/笑、「修道士になる前は十字軍に従事していた兵
士であり船員であった」という粋な設定がなされてます〔おもわず納
得させられたり〕。
薬草や毒草、そしてミステリーとヒストリー好きな方にはお薦めの
物語です。
というわけで、修道院で栽培されてきた薬草を紹介した本と、その
修道院で薬草を扱った役僧/笑を主人公とした物語のご紹介でした。
カドフェルのプロファィラーぶり。みものです。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」