​​農産物の質と量は反比例する。G

​質の高い収穫物を、できればたくさん、同じ時期に収穫する​こと、
これが農業では大事になります。

しかし農業の世界では、これがなかなかに難しいのです。一般的に


 ​●​ 収穫される個数・量が少なければ、品質は上がる
 ● 収穫される個数・量が多くなれば、品質が下がる

というのが、農業の常識となります〔ことのほか高品質を謳った農法
において収穫量の説明があまりないのはこのよな理由によります
〕。

おコメを例にとれば、たとえばコシヒカリは 8表・・・480キロ
グラム/10a 以上の収量を狙う栽培法をとれば、どうしてもおいし
さがおちてくる傾向になります。

ということで、ここが農業経営のねらい目。

大規模農家でなくても、ハイテク農家でなくても、 質という一点に
こだわって突き進んでいけば、勝ち残る可能性もでてくるわけです。

なにせ、労力もありますからね。


​​大規模にやればやるほど、作物1本当たりに対してかけられる労力は
小さくなっていくわけですから。たとえば10アールに3000本植
える作物は、 1ヘクタールだと30000本・10ヘクタールだと
300000本にもなっていくわけですから。  

土地の維持管理だってありますよね、

考えてみてくださいよ、そんな30ヘクタールの土地に 均等に水を
回すことや、その水路を維持・管理することが、いかにたいへんかを
[さすがに水路の掃除をやってくれる機械はまだでていないかと]。

土地の広さの話がでたところで・・・話がずれてはいきますが/笑
農業機械の管理だってそうですよ、

10アールを起こせばよいトラクターなら家の車庫にも入りますが、
たとえば 大規模耕作用の1000万以上のトラクターなどではまず
は専用の車庫をつくらねば・・といった話になってくるでしょうし、
メンテだって、ちょっと自分で修理ってわけにもいかなくなりますし。
[最近ではなぜだかあまり気かなくなってきましたが]物理的な問題で
いえば、大型トラクターは自分の自重で土が締まってしまう なんて
話も 一昔まえはけっこう議論されてましたし。

おっと話をもとにもどして、

今回は・・・労力をかけるほど品質は上がるし、​​
手を抜いていくほ
ど品質は下がるものであるのだから、 大規模化やハイテク化にす
すまずとも いくべき道はある、というおはなしでした。いろいろ
な農家があって成り立つ農業集落の回は ​こちら​。



晴れ 昔は 大規模農業のことを、大規模粗放農業とも
  よんでいましたよね~。 この言葉もまたなぜか
  聞かなくなってしまいましたけれど。


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜