これは、義父の葬儀の時のお話です。

突然のことで、家族皆が動揺していました。


義父が病院に運ばれてすぐの家に、それも深夜に、親族が押しかける光景は異常でしたが、この辺りでは普通なのかとスルーしておりました。


義父が可愛がっていた従姉妹の娘が、ダイニングの椅子にどかっと腰掛けて、脚を組んでいる様は、今でも鮮明に覚えています。


私の心中では、(こいつら何なの?)でした。


その後、すぐに解散となり、何がしたかったのか意味が分かりませんでした。

私は寝ている子ども達を置いて、お茶汲みのためだけに往復1時間強かけて義実家に来たのです。


帰宅したらグッタリでしたが、次の日朝早くから子ども達を起こして、また義実家まで行かねばなりません。


自分の支度と、子ども達の支度と、無謀な到着時刻を指定され、何もわからない上に、幼い子ども達を連れた私が行って、何の役に立つのか甚だ疑問でした。


到着すると、義父の御遺体があって、そろそろお迎えが来て通夜会場に行くとの事でした。


会場に到着して、お通夜の準備が整った頃、私の両親も駆けつけてくれました。


その時、親族の控え室の入り口付近で待っていた両親を見た義母の口から、信じられない言葉を聞いたのです。


義母「あんたの親、おかしいんとちゃうか?あんな目立つとこに座って、うちが何言われるかわからんのやけん、ちょっとは気を利かしてもらわんと!」


凝視凝視凝視

意味が分かりません。外に出れば良いのですか?

隅っこで小さくまとまってれば良いのですか?

それとも八つ当たりですか?


ムカつきましたが、両親の元へ行って、極力マイルドに伝えましたが、母は気にしてない様子で安心したのを覚えています。


長くなったので、次に続きます真顔



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