安倍さんのところに行ってきました。 | 香り葉への想い

七夕の日 私は山口長門に向かいました。

途中下車し芦屋に住む知人と8年ぶりに新神戸で再会、

ゆっくりと昼食をとりその後、新幹線新山口です。

そこから乗合タクシーで長門湯本温泉の大谷壮へと

約1時間ほどの道のりを走りました。

 

途中山間と田園風景の繰り返しを窓から眺め

この風景は安倍さんが緑の田園のあぜ道を地元の年配の

叔母様に深々と頭を下げて ご挨拶をしている光景を

思い起こさせました。

きっとあの時は第一次安倍政権が終了して地元に帰り選挙民に

謝罪のご挨拶に廻っていた時だったと思います。

安倍さんの姿が見えるようでした。

 

日露首脳会談の舞台 

明治からある大谷山荘は噂どうり凄い旅館です。

昨年一部リニュアルし更に進化 磨きのかかった和風モダンな

そして無駄のない内装調度品は圧巻でした。美術館の様です。

そして従業員のおもてなしは そつのない暖かいもので

私の知るホテルの№1でした。 プーチンさんがお帰りの際

皆さんに丁寧にお礼を述べたエピソードも頷けます。

 

食事も申し分ありません。

そして屋上にある天体ドームは七夕の星空におおわれ

彦星も織姫も天体望遠鏡ではっきり映し出され

様々なひかりで輝き宇宙の神秘に触れることが出来ました。

ロビーには笹飾りが設置され沢山の短冊、私も一筆。

 

そして今日 安倍さんの3回忌です。

昨年は奈良の西大寺に行きましたが

銃撃現場は慰霊碑もなく献花台は置かれていましたが、

私にはこの光景は異常に映り、大事にされていない事に

ここには安倍さんはいないと思ったものです。

 

朝食をすませ9時にタクシーを予約、安倍家の墓所に

向かいました。30分ほどですが運転手さんがとても良い方で

途中 安倍さんの生家に案内して下さいました。

小高い斜面の奥に建つ広い土地にとてもおしゃれな実家

蔵のある風格な佇まいは名家の証、歴代の総理の格式を

つくづく感じました。

 

 

その後 墓所に行きましたがすでに数名の方々が

参列し報道関係者もいました。

ネットで見ていた墓所の前には安倍さんの遺影も飾られ

大阪からいらした親子さんも悲しみにくれていました

記帳台もありそこには地元の晋三さん後援会婦人部の皆さんが

20人ほど集まり歓談、私は東京から来た事を告げると

皆さんとても驚かれ喜ばれお話の仲間にいれて頂きました。

墓所で手を合わせ安倍さんに話しかけました。

そこには確かに安倍さんがいらっしゃいましたので。

安倍さんを晋三先生とお呼びする知らない方との一合一会、

安倍さんが大好きだった長門の方々との出会いに

来てよかったと心から感謝しました。

後援会会長さんは報道関係者からの取材も受けていました。

私もインタビューされましたので山口放送や読売記者さんには

皮肉も込めて安倍さんがご存命だったら世界は変わっていたと

言ってしまいました。

安倍さんの記事はこれからも永遠に書いて欲しいとも。。

 

 

心のままに安倍さんがらみの私の気ままな旅は

自分にとって 生きている事を実感させてくれるものです。

また同じ道を新山口の向かい 6時半頃 東京に帰還です。

それにしても暑かったです。