手作り石けんとハーブの教室の「たなごころ」です

春先から初夏はハーブたちが生き生きとした季節ですね

 

先日鍋島ハマナス園さんからハマナスが届きました

丹誠込めて作られているハマナスは香りよくお料理にも使えます

教室でもこの季節「ハーブの手仕事」で皆さんにお伝えしていますが

去年、今年とお伝えできな くて残念です

 

ハマナスの蒸留・ハマナスのコーディアル(シロップで成分を出したもの)

ハマナスハニー・ハマナスチンキ(アルコールづけ)ハマナス塩などが作れます

 

コーディアルは炭酸や水で割ったりゼラチンや寒天で固めて夏のデザートに

蜂蜜につけたハマナスはヨーグルトに入れたりチーズケーキに添えたり

紅茶やハーブティに入れても美味しいです

アルコール(ウォッカやブランデー)につけたものはお料理にも

きれいな赤い色のハマナス塩もお料理に使えます

 

蒸留した蒸留水はそのまま化粧水のように

使用したりクリームを作る時にも使えます

 

ハマナスより少し遅れて会津のダマスクローズも届きました

華やかなフレッシュなダマスクローズのお花は蒸留しました

残りは「ハンガリアンウォーター」を作るのに冷凍しておいた

ネロリと我が家のシソ科のハーブたちと一緒にチンキにしました

ハンガリアンウォーターに欠かせないローズマリーは

アルコール濃度を変えて別のビンでチンキにしましたよ

以前にハンガリアンウォーターの事は書いたと思いますが

ハンガリアンウォーター別名「若返りの水」

アロマやハーブのお勉強をすると良く出てくる逸話があります

 

中世ヨーロッパでハンガリーの王妃が手足が痛む病でした

修道僧が(昔はハーブなどの薬草を処方していた)献上し

そのおかげで元気を取り戻した王妃は、ポーランドの王子から

求婚されたそうです(本当かどうかはわかりませんよ)

「ハンガリーウォーター」を販売するために作ったお話しとの説もあります。

 

昔から原料にローズマリーを使用したレシピが多いです

ローズマリーの枝葉と花を強い蒸留酒で使われていたり他にタイム・ラベンダー

ミント・セージ・ネロリ・レモンの皮ローズ・レモンバーム・マジョラムなどなど

シソ科のハーブが多いですね

ローズマリーはシソ科 学名 Rosmarinus officinalis

Rosmarinusは「海のしずく」を意味します 

青い小さなお花のイメージでしょうか

聖母マリア様が青いマントを白い花にかけたら花が青くなった

との伝説から「マリア様のバラ」とのニックネームもあります

和名「マンネンロウ」 [万年郎」

ローズマリーだけでもお話がつきませんが

皆さんのお庭やプランターで育てているハーブのお話や

フレッシュハーブを使用したハンガリアンウォーターの作り方や使い方も

お伝え出来たら良いなと思います

来年は「ハーブの手仕事」もお伝えしたいな…🍃

 

最後までお読みいただきありがとうございます