「裏帳簿」ならぬ「裏時間割」というのがあるとは知らなかった、そこまでやるか…驚きです。
全国で続々と見つかっている必修科目の履修不足。
自ら非を認めている学校も何らかの処分が下されるんだろうけど、隠蔽工作したりしているところは厳罰に処すべきなんじゃない?
教師が不正を認めないため、生徒が県教委に告発メールを送った
って話もあって、日本の教育現場はいったいどうなっちゃってるの?って思う。
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“裏時間割”現場で公然 「実際は違う」と生徒に (神戸新聞)
2006/10/31
四年前の教訓は生かされなかった。三十日明らかになった兵庫県立三高校の未履修問題は、県教委の認識の甘さを浮き彫りにした。他府県で未履修が伝えられるたび厳しいチェック体制を誇っていた担当者は、「虚偽の時間割を出されるとは想定していなかった」と青ざめた。しかし、高校現場を経験した県教委幹部は少なくないことからも、現場で公然と存在した“裏時間割”などを「教委がまったく分からないはずはない」との声もある。
必修科目の未履修は二〇〇二年、六十校もの県立学校に広がった。高校教育課は、必修科目の単位数などを書き込んだ「実施教育課程」に加え、教師用と生徒用の時間割の提出を義務づけた。毎年四月、県内百五十七校が出す三種類の書類を八人が十日がかりで照合。今回、富山県立高の問題が報道された後も再点検し、二十五日、「兵庫県はゼロ」と発表した。
だが県教委によると、長田、相生高は、県教委に提出した時間割を生徒に渡す際、「実際は違う」と口頭で説明していたという。龍野高には提出分とは違う裏の時間割があった。「必修科目と単位がきちんと入っているか点検したが、実際には別の授業をやっていた」。担当者はうなだれた。
しかし、〇二年当時の元県立高校長は首をかしげる。「あれだけ多くの学校に広がった問題なのに、県教委の姿勢には疑問があった。提出する教育課程や時間割は表面的にいくらでも整えられる。それだけ調べても実態は分からない」
県教委は年に一回、各校への訪問指導をしているが、「生徒の時間割を抜き打ちで調べたり、聞き取り調査をすることはなかった」と指摘する。
三十日の県教委会見でも迷走が目立った。高校教育課の担当者が「教育課程に詳しい方ばかりではないので」と校長をかばう発言をした後、同課長が「教育課程は指導要領をもとにつくっていることは、教員であれば当然知っている」と慌てて取り消した。
今年八月、プールの排水溝のふたの調査で、当初二カ所としていた「不備」はその後、百一カ所に膨らんだ。県教委の調査の甘さは今回に限らない。未履修発覚を受け、県教委幹部は「こうした問題を生む土壌を考えなければならない」と表情をこわばらせた。
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