僕はアルコール依存症という病気を持ってるんですが…酒をやめられなかった頃には本がまったく読めませんでした。読む前にどうしても一杯飲んでしまうから。一杯飲んだら、次の一杯に手が延びてしまい集中力を失って、本がまったく読めない。

本を読むのが、とにかく遅かったです。


アルコール依存症治療専門病院に入院させてもらって1番嬉しかったのは、本がスラスラ読めるようになった、ということでした。


精神科の鍵のかかった病棟で「食料は燃料ではない」というコラムを読んだのが始まりでした。開放病棟では「人間と同じく、細胞もひとりでは生きていけない」というメッセージにも似た言葉をもらい、その後、のめり込むように福岡伸一さんの本を読み続けています。


今回は「生命はなぜそこに宿るのか」という副題のついた「動的平衡」を読ませてもらいました。


面白かったー!!!


最近ゆっくりものを考えるような時間がとれなくなっていたのですが、この本はそんな最近の僕に神様からのメッセージをバシバシぶつけてきてくれる、そんな感じの本でした。


入院中の出来事を思い出させてくれるんです。…ホントに不思議な感覚。


…そういえば水墨画のことが知りたくて外出して、伊藤若冲の絵を図書館でコピーして帰ったなあ…とか、入院中あんまりにも暇すぎて「渦巻き」の研究しようとしてたなあ…とか。



この本を買う時に、たまたまいっしょに最相葉月さんの「セラピスト」という本を買ったんですが、なぜか途中で最相さんの名前が出てくるんですよΣ(゜Д゜)
お二人がつながってるなんてことまったく知らずに、たまたま面白そうだから買ったというだけなんですが…。
いやー、このビックリ感はちょっと上手に伝えられないですが…ホントにビックリしてしまいました。



~全体は部分の総和ではない~



モザイク画のように、偶然の一致が散りばめられた不思議な一冊でした!


下手くそな書評ですみません(^^ゞ
読んだ人それぞれに、それぞれの偶然の一致をもたらすのでは…そんな思いもしております。

ぜひぜひ読んでみてくださーい♪